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2026.07.24
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新車1000万円超えの「“水平対向”スポーツカー」どんなクルマ? 全長4.5mボディに394馬力の「6気筒ターボ」搭載! “素のモデル”ポルシェ「911カレラ」に注目

1800万円台で味わえる“最もピュアな911”とは

 ポルシェ「911」シリーズには数多くのグレードが存在しますが、そのラインナップの入り口に位置するのが「911カレラ」です。

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 いわゆる“素のカレラ”は、911のなかでは最も価格が手頃なモデルでありながら、車体後部に水平対向エンジンを搭載し、後輪を駆動するという911の伝統的な構成を受け継いでいます。

 911の歴史は1963年に始まりました。以来60年以上にわたり、リアに水平対向エンジンを積む基本骨格を守りながら、世代ごとに進化を重ねています。

 空冷から水冷へと時代が移っても911らしさは受け継がれ、2018年11月に世界初公開された現行モデルは、8代目にあたる992型です。

3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンは、最高出力394馬力を発生します
3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンは、最高出力394馬力を発生します

 日本では2019年に発売され、2024年5月には大幅な改良を受けました。この改良型は、一般的に「992.2」とも呼ばれています。

 911カレラと「911カレラGTS」は、2024年5月28日に世界初公開され、日本では翌29日から予約受注が開始されました。

 この改良で大きな話題となったのは、911として初めてハイブリッドシステム「Tハイブリッド」を搭載した911カレラGTSです。

 いっぽう、911カレラは従来どおり内燃エンジンを採用し、911の基本形を正統進化させました。

 搭載するのは、3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンです。

 従来はGTSに用いられていたターボチャージャーや、先代911ターボ系モデルに由来するインタークーラーを採用し、最高出力394馬力、最大トルク450Nmを発生します。

 0-100km/h加速は4.1秒で、スポーツクロノパッケージ装着時は3.9秒に短縮。最高速度は294km/hに達します。

 トランスミッションは8速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)で、駆動方式は後輪駆動(RR)です。

 1速から6速まではスポーティな加速性能を重視した設定とし、7速と8速には高速巡航時の効率を高めるオーバードライブギアを採用しています。

 2024年の改良では、単純にエンジン出力を高めただけではありません。

 ポルシェは、従来モデルから7kW(9馬力)の出力向上を実現すると同時に、排出ガスの低減も図ったと説明しています。

 欧州WLTPモードにおける燃料消費量は、9.9リッターから10.4リッター/100kmです。

 足元には、標準でフロント19インチ、リア20インチのホイールを装着します。

 エクステリアの変更は比較的さりげないものです。従来はフロントバンパーのエアインテーク上部に配置されていたLEDデイタイムランニングライトが廃止され、その機能は新採用のマトリックスLEDヘッドライトへ統合されました。

 これにより、縦型の可動式エアフラップを備えるカレラGTSと比べ、911カレラのフロントフェイスは、よりすっきりとした表情に仕上げられています。

 リアには、「PORSCHE」ロゴを組み込んだ新デザインのライトバーを採用。横方向の広がりが強調され、ワイドなスタンスを際立たせています。

 インテリアでは、メーターパネルが完全デジタル化された点が大きな変更点です。

 運転席前には12.6インチのカーブドディスプレイを採用し、歴代911を象徴する5連メーターを再現したクラシック表示など、複数の表示デザインを選択できます。

 ダッシュボード中央には10.9インチのタッチスクリーンを備え、各種車両設定やインフォテインメント機能を操作できます。

 911カレラクーペのボディサイズは、全長4542mm×全幅1852mm×全高1298mm、ホイールベースは2450mmです。

 全長は約4.5mと比較的コンパクトですが、ワイドで低いボディとリアエンジンレイアウトを組み合わせた独特のプロポーションを受け継いでいます。

 911カレラにはクーペとカブリオレが設定され、いずれも後輪駆動です。

 カブリオレの0-100km/h加速は4.3秒で、最高速度は291km/hとなっています。

 日本での価格(消費税込)は、911カレラが1884万円、911カレラ カブリオレが2138万円です。

※ ※ ※

 911のラインナップには、カレラGTSや「911ターボ」、「911 GT3」など、さらに強力な性能を持つモデルがそろっています。

 そのなかで911カレラは、シリーズの入り口に位置しながら、394馬力を発生する3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンと後輪駆動を組み合わせています。

 “素のモデル”とはいえ、その性能は本格的です。911が長年受け継いできた独特のレイアウトや走りを、最も基本的な構成で味わえる一台といえるでしょう。

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