「生活費にしたかった」時価20万円の“タイヤ窃盗”でブラジル人の男を逮捕! 自宅に「タイヤ放置」は超キケン!? 適切な保管方法とは
盗まれたタイヤは転売や金属スクラップとして売却されることも
三重県警の鈴鹿署、いなべ署、四日市北署の3署合同の捜査本部は2026年7月6日、鈴鹿市内の住宅駐車場からクルマのタイヤを盗んだとして、愛知県津島市に住むブラジル国籍の42歳の男を逮捕しました。
【画像】わずかな油断が“大事故“に…! これが「恐ろしいタイヤ」です!
警察によりますと、男は今年6月10日の未明、鈴鹿市内にある男性会社員宅の駐車場に保管されていたタイヤ4本(時価20万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察の調べに対し、男は「どの件か分からないが、これまでにタイヤをたくさん盗んだ」と容疑を認めたほか、「盗んだタイヤを売って生活費にしたかった」などと供述しています。
今回の事案に関しては防犯カメラの映像から容疑者が浮上し、男の自宅やクルマなどからはタイヤ35本が押収されたということです。
鈴鹿市やいなべ市、四日市などでは今年1月から3月にかけてクルマのタイヤが盗まれる被害が相次いでおり、警察では男が犯行を繰り返していたものとみて、売却先などの捜査を続けています。
一般的にタイヤはクルマ本体よりも持ち去りやすく、犯行に要する時間が短いほか、住宅の外に無施錠の状態で置かれているケースも多いため、被害に遭いやすいと言われています。
今年7月7日には、岩手県九戸村の民家の敷地からタイヤ数本(時価数万円相当)が盗まれ、翌日に50代の中国籍の男が窃盗の疑いで逮捕される事案も発生しています。なお、盗まれたタイヤにはホイールが装着されていました。
盗まれたタイヤは中古タイヤとして転売されたり、タイヤのホイール部分のみを中古部品や金属スクラップとして売却されたりする可能性があります。
そのため警察では、タイヤやホイールといったクルマの装備についても「部品ねらい」の対象として、防犯対策をするよう呼びかけています。
特に交換した後の夏タイヤや冬タイヤなど、屋外に保管しているタイヤは犯人の目に付きやすく、下見の対象にもなりやすいため、その保管方法に注意すべきでしょう。

このようなタイヤの盗難を防止するためには、まずタイヤを鍵のかかる倉庫で保管することが有効です。
タイヤは屋外にそのままの状態で置いておくと、紫外線によってゴムに亀裂が入ったり雨水によってスチール素材がさびたりする劣化につながりますが、倉庫での保管は盗難防止対策と劣化防止対策が同時におこなえます。
もし鍵付きの倉庫がない場合は、盗難防止用のチェーンやワイヤーを建物の柱・フェンスなどにつないでおき、タイヤを取り出しにくくする対策が重要です。これらのチェーンやワイヤーは切断されにくい太めのものを選び、複数本のタイヤをまとめて固定しておくと良いでしょう。
タイヤをまとめて固定しておくことで重量が非常に重くなり、犯人が持ち出しにくく、クルマにも積み込みにくい状況を作れます。短時間での犯行が難しい場合、犯人が犯行を諦めるケースも少なくないことから、窃盗のハードルを高くする環境づくりが重要です。
そのため、駐車場に防犯カメラやセンサーライトを設置したり、敷地内に入られないようチェーンポールや門扉を取り付けたりすることも大切です。これらの対策はタイヤに限らず、クルマの盗難防止にも効果が見込めます。
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近年は、カー用品店やタイヤ販売店などによるタイヤの保管サービスも充実しています。たとえばオートバックスやイエローハット、タイヤ館などでは、客
から預かったタイヤを専用倉庫で保管するタイヤ保管サービスを展開しています。
このタイヤ保管サービスの利用料金は年間で数千円から1万円台が目安です。盗難防止だけでなくタイヤの劣化防止にもなるため、保管スペースの確保が難しい場合には有力な選択肢になり得るでしょう。

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