今年の夏休みはどうなる?
まもなく夏休みの到来です。昨年に引き続き猛暑が予想される今年の夏ですが、リフレッシュできる旅行など楽しいおでかけを計画される方も多いのではないでしょうか。
車で遠出をするときに気になるのが渋滞情報です。なるべく渋滞を避けた旅行計画をたてたいものですが、今年の夏はいつが混雑するのでしょうか。
渋滞予測情報を活用する際には、具体的なピーク日時や混雑箇所を把握することが重要です。NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、JB本四高速、(公財)日本道路交通情報センターから発表された2024年夏の渋滞予測によると、お盆時期の渋滞ピークは「山の日」を含んだ8月9日(金)から8月13日(火)となっています。
下り線(帰省ラッシュ)の渋滞ピーク
全国的には、山の日の三連休前にあたる8月9日(金)から渋滞が増え始め、8月11日(日)の午前7時から午前10時にかけて渋滞ピークが予想されます。一方、東名高速などもともと交通量の多い道路では8月10日(土)がピークの道路も少なくありません。例えば、東名高速道路下りでは8月10日(土)に午前7時をピークに秦野中井IC付近を先頭に45kmの渋滞が予想されます。通常34分で通過できるところを1時間48分かかる見通しで、実に1時間14分の増加です。その後も8月12日(月)までは渋滞が多くなるでしょう。
上り線(Uターンラッシュ)の渋滞ピーク
上り線の渋滞ピークは、8月12日(月)の午後4時から午後8時と夕方から夜にかけて渋滞ピークが予想されます。11日から15日頃までは慢性的な交通量の増加により、各線で渋滞が発生しそうです。
また、8月7日から8月18日に10km以上の渋滞発生する回数は、下り線で177回、上り線で295回となっており、全体的には帰り道にあたる上り線の方が渋滞している日が多くなりそうです。
高速道路の「休日割引」適用除外日
少し話はそれますが、高速道路の「休日割引」も気になるところです。休日に高速道路を使うときに地方部の高速料金が30%割引になるうれしい制度ですが、繁忙期には除外日が設定されています。NEXCO各社の発表によると2024年のお盆は、8月10日(土)、11日(日)、12日(月)、17日(土)、18日(日)が休日割引除外日に設定されています。一方で、7月から8月までそれ以外の休日は除外日はありませんのでうまく活用するとお得におでかけすることもできそうです。
カレンダーで見る夏休み全体の傾向
7月は「海の日」の三連休7月13日(土)から7月15日(月)に渋滞が多くなります。そして、7月22日以降、学校が夏休みに入ると慢性的に混雑する日が増えるでしょう。
8月はお盆を中心に前半に激しい渋滞が予想されます。8月下旬になると渋滞は少なくなる見込みですから夏休みの後半に旅行を計画するのも良いかもしれません。
特に長い渋滞発生予測(25km以上)
とはいえ、仕事の都合などで渋滞のピークと重なるように遠出を計画する方も多いことでしょう。ここでは25km以上の激しい渋滞が予測される路線と日時を一覧でお伝えします。利用を予定している路線が含まれていたら、ゆとりをもった計画をおすすめします。
もっと詳しく見たくなったら、無料で検索できるATISで渋滞予測を調べてみましょう。
カレンダーで日付や道路をえらんで検索できるので、お出かけを計画する際にもぜひご活用ください!
ためいきの出るような渋滞も見通しが分かると少し安心したりするものですよね。
事前にチェックしておくとゆとりも生まれるかもしれません。ぜひ楽しい夏のドライブ時間をお過ごしください。