Special Feature

2022.06.14

雨の日の運転!注意点から見えにくさの回避方法まで一挙紹介!

雨の日の運転!注意点から見えにくさの回避方法まで一挙紹介!

雨が多い季節になりました。雨の日の運転は苦手・嫌いという方も多いのではないでしょうか。でも、雨の日に限って「駅まで送って!、迎えに来て!」「ちょっとそこまで!」など運転が必要な状況が多くなりがちです。
雨の日は晴れの日に比べて運転にとって悪条件が増えるため、事故が発生しやすくなります。ちょっとした所にも危険が潜んでいます。この機会に再確認して安全運転を心がけましょう。

1.大雨や豪雨の時は

天気予報を確認して大雨が予想される時は可能であれば外出を避ける、外出の時間をズラすなど悪天候時の走行を避けるのが一番ですが、天気予報を確認したとしても外出先や高速道路を走行中に大雨(豪雨)に遭遇するケースは考えられます。そのような場合、まずは安全確保に努めましょう。
可能であれば、止めやすい場所に一時停止して雨が過ぎるのを待つことが最善と考えます。

こんなところは避けよう

ただし、豪雨に遭遇してしまった場合、下記のような場所は避けるようにしてください。

・川沿いの道
 ※増水の危険あり

・低い場所や窪んだ道

・鉄道の高架下などのアンダーパス
 ※水が溜まりやすく水没の危険あり

・山間部、傾斜地
 ※土砂災害の危険あり

走行中に遭遇した際はできるだけゆっくり走りましょう。車を停止できない場合は、ライトを点灯し、スピードは控えてください。車間距離を空けることもお忘れなく。
天気予報で集中豪雨などの悪天候が予報されている場合は出来るだけ外出を控えたいところですが、どうしても必要な場合、または途中で大雨に遭遇するなどのケースは考えられるので、いざという時の対応を日頃から考えるようにしましょう。

車が冠水すると

乗用車が前提となりますが、どこまで浸水すると車は走行不能になるのでしょうか。
車の前側エンジンルームにはエアクリーナーというフィルターがあるのですが、そのエアクリーナーが水に浸かるとエンジンが停止します。後ろ側は、マフラーが浸水すると排気ガスが排出されないため、エンジンが停止してしまいます。 また、電気系統は車の室内に集中しているため、社内に浸水するとエンジンが停止する可能性があります。
大雨時の増水は想像以上にスピードが速いので、ものの数分で増水する事があります。アンダーパスで渋滞にハマっている間に増水に巻き込まれる可能性も考えられます。参考までに実際に冠水してしまった場合の対処方法の代表例をお伝えします。

脱出方法①

増水や水深が深くなる状況でドアまで水に浸かりだすと、水圧のためドアを開けるのが難しくなります。ドアの高さの半分程度でも開けるのは難しいとの事です。パワーウィンドウが動作可能な状態であれば、窓を開けておくことができますが、このような状態では電気系統も水に浸かり、ウィンドウを開ける事も不可能になります。
このように閉じ込められた場合、窓を割るしかないのですが、車や家の鍵、ヘッドレストの先の棒などでは簡単に割る事は出来ません。
そこで使いたいのが「緊急脱出用ハンマー」です。
こちらは水没などの非常時に運転席や助手席のサイドガラスを割って脱出するための道具です。ハンマーの先端が尖っていて、女性や年配の方でも簡単に割る事ができますので、こちらを車に常備することをお勧めします。ハンマーにはシートベルトを切るためのカッターが付いている種類もありますので、カッター付を選ぶようにしてください。
ドアが開かず、サイドウィンドウも開かない場合は、このハンマーでサイドウィンドウを割って脱出してください。

脱出方法②

レンタカーや他の方の車など「緊急脱出用ハンマー」がない車に乗る事もあると思います。脱出ハンマーもなく、ドアも開かなくなった状況では下記の状態になることを覚えておいてください。
車外の水位が高い場合、水圧でドアを開けるのは困難です。ただし、車外との水位の差が小さくなればドアは開きやすくなります。車内外の圧力の差が縮まるためです。
ドアを挟んで車内外の水位が同じ高さになったときはドアが開けやすくなりますので、脱出の機会を伺いましょう。それでもドアが開かない時は車内に水が充満するのを待ちます。車内が水で充満するのを待ち、天井や後部に残った空気を吸ってから力を込めてドアを押し開けます。ただし、この方法は難易度も高く、パニックにもなりやすいので、落ち着いて行動する事を意識しましょう。

2.雨が降る前に!

水滴は天敵

雨の日はフロントウィンドウに水滴が付いて視界が悪くなります。視界が悪くなる大きな原因がウィンドウについた油膜です。油膜があることで、前方が見づらくなります。特に雨の日の夜は対向車のライトで反射するなど一層視界が悪くなります。
まずは、油膜の除去をしましょう。油膜はカーシャンプーだけでは落ちないので、専用の油膜除去剤を使いましょう。
その後、撥水コーティングをして雨の日でも視界を確保すると安全性が高まります。
コーティングには「塗り込むタイプ」、「スプレータイプ」、「ウィンドウウォッシャー液に入れるタイプ」などありそれぞれ施工方法や持続効果も異なります。ご自身のスタイル合った商品をお探しください。
撥水コーティングはウィンドウの汚れが落ちやすくなる、冬は凍結しにくくなるなど撥水以外のメリットもあるので定期的に施工することをお勧めします。

ワイパーも忘れずに!

意外と忘れがちなのがワイパーです。雨の日には使いますが使用機会が少ないため劣化に気付きにくく、交換時期を見逃しやすい部品です。使用頻度が少なくても、直射日光が当たるなど駐車場の環境によっては劣化が進みやすいので安全運転のためには定期的な交換が必要です。目安として1年程度での交換を勧めています。使用時にワイパーがビビったり(ガタガタと波打つようになる)、拭きムラやニジミが出るようなら交換を検討しましょう。また、ゴムには主に「ノーマルゴム」「グラファイト」「撥水タイプ」があり、それぞれ特徴があり、値段も異なります。ご自分に合ったワイパーを選び、より安全な環境を整えましょう。交換を検討の際は現在使用しているタイプを確認してください。不明な場合、カー用品店等で確認してもらいましょう。

車内にも気を配ろう!

雨の日は濡れた傘の置き場に困る事はありませんか?どこに置いても床やシートなどどこかしら濡れてしまうので結局置き場に迷う事になります。そんな時、専用の傘収納ホルダーを活用すると便利です。
種類は、「フックタイプ」「紐タイプ」「蛇腹タイプ」「カバーケースタイプ」などタイプは様々です。複数本収納可能なものは未使用時にも収納スペースを取りますし、コンパクトはものは収納本数が少ないなどそれぞれメリット、デメリットがあるので、ご自身のまたはご家族の使用用途に合った商品をお選びください。
さらに、防水加工されたトレイやマットなどを活用する方もいらっしゃいます。濡れた靴を置く事もできるので、出来るだけ車内に湿気を残さない対策として合わせて検討されてはいかがでしょうか。

3.走行中に

ガラスの曇りに注意

雨の日にフロントウィンドウが曇って見えにくくなることはありませんか?視界が悪い状態での運転は事故を起こす危険が高まるので避けたいものです。
雨で見えにくくなる原因として「フロントウィンドウの外側についた水滴が取り除けてない」「フロントウィンドウの内側に結露が発生した」の2種類が考えられます。フロントウィンドウの外側の対処については「2.雨が降る前に!」をご覧ください。
フロントウィンドウ内側の結露ですが、車内と社外の温度差によって発生します。冬場は車内の温度が上がると温度差ができるので、曇りやすくなります。
また、空気中の水蒸気が増える事でも結露は発生しやすくなります。雨の日にバスに乗ると窓ガラスが曇っていることがよくありますが、濡れた傘や衣服で車内に入る事で水蒸気が増えます。これは乗用車も同じことです。水蒸気は車に乗る乗員の汗や呼吸にも含まれるので、車内の乗車人数が増えても曇りやすくなります。
曇ってしまった時の対処ですが、フロントウィンドウの曇りには「デフロスター」を使用しましょう。操作パネルの「扇型と湾曲した矢印3本を組み合わせたマーク」のスイッチがそれです。こちらを使用する事でフロントウィンドウなどに送風を集中し乾燥させることで曇りを取り除きます。注意したいのは雨の日は車外の湿度が高いため外気導入ではなく内気循環に切り替えましょう。
リアウィンドウの曇りには「デフォッガー」を使います。こちらは「長方形と湾曲した矢印3本を組み合わせたマーク」になります。デフォッガーはリアウィンドウ貼ってある熱線でガラスを温め曇りを取るものです。
雨の日で乗車人数が増えた場合などは、サイドガラスの曇りも気になります。安全運転のために運転席から死角になりやすい個所が曇らないようにエアコンを活用し視界の確保につとめましょう。

停止までの距離が長くなる!

ブレーキをかけてから停止するまでの距離「制動距離」は、車のスピードに比例して長くなります。また雨の日のように路面が濡れている状態では場合さらに距離が伸び、一般的に制動距離は晴れの日の1.5倍と言われています。晴れた日の様には止まりません。急いでいたり、慌てたりするとブレーキを踏むのが遅れ、止まるまでの距離が余計に掛かります。雨の日は晴れの日以上に車間距離を空けてスピードを落として慎重な運転を心がけてください。

ハイドロプレーニング現象!

教習所で一度は習ったことがあると思います。これは濡れた路面を走行した際にハンドルやブレーキが利かなくなり車がコントロールできなくなる現象です。
具体的にはタイヤと路面の間に水が入り込むことで路面とタイヤの間の水を排水する力が低くなりタイヤが浮いた状態になる状態です。
タイヤが浮いた状態では地面との摩擦がなくなるので、タイヤのグリップ力がなくなり車を制御しにくくなります。
ハイドロプレーニング現象は特に高速道路で発生しやすいと言われています。
また、発生する原因として主に「タイヤの空気圧不足」「タイヤ摩耗(溝が浅い事)」「スピードの出し過ぎ」が上げられます。どれかひとつでも当てはまると発生するリスクが高まるそうです。

ハイドロプレーニング現象になったら!

では、実際にハイドロプレーニング現象になるとどうなるのでしょう?下記の様な状態の時は発生している可能性があるのでその後の車の操作に注意しましょう。

・車が宙に浮いたように感じる時
・ハンドル、ブレーキが効かない
・車が横滑りする

仮に走行中にこのような状態になった場合は、ハンドルをしっかり持って車の操作を何もしない事が良いそうです。慌ててハンドルを切ったりブレーキを踏んだりするとスリップしてさらに操作不能の状態に陥ります。車を操作せずにスピードが落ちるのを待つことが得策との事です。ただしカーブなど場所によってはガードレールにぶつからないよう進行方向にハンドルを切る必要が出る時もあるようです。何か異変を感じたら急ブレーキ、急ハンドルを避け車を操作しない(ハンドルを維持、ブレーキ、アクセルのペダルは踏まない)事を意識しましょう。
ハイドロプレーニング現象を発生させないためには、雨の日はもちろん、雨が降り出したらスピードを控えめにすることが大切です。また、タイヤの定期点検を行う事でリスクを減らすことができますので、メンテナンスを忘れがちなタイヤにも少し意識を向けて頂けると良いと思います。

雨の日のドライブは、おでかけ前の交通情報リサーチも忘れずに

雨の日も安心して運転するためには、事前の準備も大切です。
今後の天気予報や行先の天候も気になるところですし、大雨になると高速道路では速度規制が実施されることもあります。雨の日は事故も起きやすいので、事故で大渋滞なんてことがないかもチェックしておくと安心です。

ATISでは、交通情報やルート、天気予報からサービスエリアの駐車場空き状況まで様々な交通情報を提供しています。
車でお出かけのときはいつでも使えますので、ぜひご活用ください。

Application

スマホならアプリが便利!
らくらく確認!メニュー豊富

Page Top