グランツーリスモ ワールドシリーズファイナルに密着! 「手に汗握る」本格eスポーツ参戦&観戦の魅力を現地でリアルに体感してみた
福岡初開催のグランツーリスモ ワールドシリーズファイナル
2025年12月20日、21日の2日間にわたり、「グランツーリスモ ワールドシリーズ 福岡」が福岡国際会議場(福岡市博多区)で開催されました。グランツーリスモとは、1997年の初代発売以来、累計販売本数が1億本を超えたモータースポーツゲームのこと。福岡での本大会は2025年シーズンのワールドファイナルに位置づけられる最終戦であり、「ジャパンモビリティショー福岡2025」の併催イベントとして実施されました。
【画像】リアルなスポーツ観戦と同じ興奮が味わえる! グランツーリスモ世界大会の盛り上がりがすごかった(16枚)

2025年のグランツーリスモ ワールドシリーズは、ラウンド1・ロンドン、ラウンド2・ベルリン、ラウンド3・ロサンゼルスを経て福岡でワールドファイナルを迎えました。世界各地を転戦してきたシリーズの締めくくりの舞台として、日本では東京以外での開催地として初めて福岡が選ばれました。
会場となった福岡国際会議場のエントランスには、GRスープラやMSRロードスター12Rが展示されていました。また、館内にはグランツーリスモとパートナーシップを結ぶダンロップのカラーリングをまとったポルシェ911 GT3やマツダ787Bなどのレーシングカーをはじめ、グランツーリスモのプロデューサー、山内一典さんの愛車でもあるフォードGTなど、ファンにはなじみ深い車両たちが出迎えるようにして並んでおり、イベントの世界観を演出していました。
「くるまのニュース」チームもレースに参加!
初日となる土曜日には、プロのeスポーツレーサーとペアを組んで戦う「プロアマレース」と、自動車メーカーによる団体戦「マニュファクチャラーズカップ」が行われました。
前座として実施されたプロアマレースは、世界中から集まった国内外のメディアやインフルエンサーらが予選を戦い、上位12組に残ったアマチュアたちが、グランツーリスモで最高峰の速さを誇る世界大会で活躍するeスポーツレーサーと2人1組でチームを組み、3周で途中ピットインを実施しドライバーを交代して計6週を走るフォーマットです。

このプロアマレースへ、長年グランツーリスモをプレイし続け、今回取材に同行した「くるまのニュース」営業担当がエントリー。
レクサスチームとしてマニュファクチャラーシリーズ世界大会で初代王者のメンバーでもあるプロeスポーツレーサーの川上奏選手とチームを組み、コースやマシンのアドバイスをもらいながら日の丸を背負ってレースに挑みました。
海外の強豪ゲームメディアやインフルエンサーなども参加するなか、くるまのニュースチームは見事予選5番手のタイムを出して勝ち抜き、決勝へ進出。本番のレースでは残念ながら上位で川上選手にバトンを渡せずに表彰台には登れなかったものの、普段は経験できないような夢の舞台でプロ選手と戦えたことに、幼少期からグランツーリスモファンだったという営業担当は感動していました。
「メーカー」と「ドライバー」それぞれの白熱した争い!
メインイベントとなる「マニュファクチャラーズカップ」には、日本車メーカー6社、輸入車メーカー6社の計12社が出場。各チームは3人のプロeスポーツレーサーで構成され、全4戦の合計ポイントで順位を競いました。
第1戦は「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」、第2戦は「オートポリス」、第3戦は「サルディーニャ・ロードトラック」、そして第4戦はアラブ首長国連邦の「ヤス・マリーナ・サーキット」で行われました。F1アブダビGPでもおなじみヤス・マリーナ・サーキットは、12月4日に配信された「グランツーリスモ7」の大型アップデート「スペックIII」で新たに追加されたコースです。

この第4戦開始前には、グランツーリスモシリーズの生みの親である山内一典氏がステージに登壇し「グランツーリスモ ワールドシリーズ 2026」の開催が発表されました。開催日は2026年3月28日、初戦はアラブ首長国連邦・アブダビで行われることが初めて公表されたタイミング直後ということもあり、会場観客席からも大きな注目が集まりました。
レースは激戦の結果、ポルシェチームが優勝し、輸入車メーカーとして初のワールドチャンピオンに輝きました。2位にはマツダ、3位にはスバルが続き、日本メーカー勢も存在感を示す結果となりました。
大会2日目の日曜日には、いよいよ世界チャンピオンが決定する個人戦「ネイションズカップ」が開催。世界各国から選ばれた12人のトップドライバーが参戦し、年間チャンピオンをかけて熱戦を繰り広げました。
前大会王者であり2連覇がかかる日本の宮園拓真選手は、シリーズランキング4位で最終戦を迎え、これが重要な一戦です。

ネイションズカップは全3戦。第1戦は「スパ・フランコルシャン」、第2戦は「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」、第3戦は「ニュルブルクリンク」で実施されました。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットはスペックIIIで追加された新コースで、予選タイムトライアルの舞台としても使用されました。
最終戦のニュルブルクリンクは、北コース+GPコースをフルに使用したニュル24時間レースと同じ25km超にも及ぶコースを7周する長丁場のレース。その激闘を制し、2025年シーズンの年間チャンピオンには、スペインのホセ・セラーノ選手が輝きました。
宮園選手は惜しくも2位に、3位にはスペインのポル・ウラ選手が入り、観客と合わせて熱気に包まれた2025年シリーズの幕は閉じました。

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