新車277万円! トヨタ「小さな高級車」パワフルすぎて“反響殺到”!「パワーありすぎ!」「運転して本当に楽しい」の声も! 全長4.2mに「3500cc×6気筒エンジン」搭載! めちゃ“豪華内装”で「クラウン・ハッチバック!?」なブレイドとは!
トヨタ「小さな高級車」パワフルすぎて“反響殺到”!
日本の自動車市場において、「高級車」といえば長らく“大きなセダン”や、最近では迫力のある“大型SUV”がその象徴でした。
【画像】超カッコいい! これがトヨタ「小さな高級車」です!(30枚)
しかしトヨタは、そうした常識を覆すかのように、コンパクトなボディに驚くような性能と上質さを詰め込んだモデルを世に送り出してきました。
その中でも、2007年に発売された「ブレイドマスター」は、クルマ好きに特に強烈な印象を残した一台です。

このブレイドマスターは、欧州向けのハッチバック「オーリス」をベースに、日本向けに高級感を高めた「ブレイド」の最上級グレードとして登場しました。
その中身は、今の常識で考えてもかなり思い切ったものでした。全長4260mmという扱いやすいサイズのボディに、なんと当時の「エスティマ」などに使われていた3.5リッターV型6気筒エンジンをそのまま押し込んでしまったのです。
その最高出力は、当時の自主規制値いっぱいの280馬力。車重わずか1.4トン台の車体にこの大パワーエンジンの組み合わせは、まさに「羊の皮を被った狼」という言葉そのもので、クルマ好きの一部界隈では「小さなクラウン」とも称されました。
トランスミッションにはパドルシフト付きの6速ATが採用され、単なる大排気量車ではなく、ドライバーが走りを楽しめるクルマとしてしっかり作り込まれていました。
とはいえ、このクルマの性格はサーキットを攻めるようなピュアスポーツではありません。当時を知るオーナーやファンの間では「ブレイドマスターはスポーツカーではなくツーリングカー」という評価が定着しています。
豊かなトルクに身を任せて、高速道路を滑るように流すのがこのクルマの真骨頂。「コンパクトなボディに余裕のパワー」という贅沢な乗り味に対し、「パワーがありすぎて、普段は持てる力の2割ぐらいで走っている感じでした」「旅行には最高だよ」といった、その余裕ぶりを懐かしむ声が多く聞かれます。
その一方で、アクセルをひとたび踏み込めば、猛烈な加速を披露してくれます。その圧倒的な加速力に対し、ネット上では親しみを込めて「直線番長とは、まさにこのクルマのこと」「エンジンが大きくて出だしが良かった」と評されています。
短い車体にハイパワーな前輪駆動という構成ゆえの、少しじゃじゃ馬なところも含めて、「乗ったことあるけど運転して本当に楽しい」と記憶に残っている人が多いようです。
内装もまた、そのエンジンに見合う上質な仕上がりでした。アルカンターラを使ったシートや専用のインテリアは、ベース車の大衆的な雰囲気とは一線を画しており、先述のように「クラウンのハッチバックという印象だった」と表現するユーザーもいます。
小さなボディに最高級のエンジンと内装を詰め込むという「小さな高級車」のコンセプトは、ある種、ひとつの完成形に達していたと言えるでしょう。
しかし、そのコンセプトは当時の市場には少し早すぎたのかもしれません。新車価格が300万円前後という設定は、ハッチバック車としては高価に映り、2012年の販売終了までの約5年間で、販売台数は約3000台にとどまりました。
商業的に大成功とはいきませんでしたが、販売終了から10年以上が経過した今、「当時欲しかったな」という声や、「カスタムの素材としても良かった」と再評価する動きが見られます。
燃費や効率が最優先される現代において、このような遊び心あふれるパッケージングのクルマが再び登場することは、もう難しいかもしれません。
だからこそ、ブレイドマスターが提案した強烈な個性は、自動車ファンの記憶の中でより一層輝いて見えるのでしょう。

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