トヨタ「新型RAV4」問合せ“殺到”状態に!? 「すぐに納車して」の要望も? 6年ぶり全面刷新でまもなく発売の「SUVの定番車」すでに「GRスポーツ」が人気 販売店でも話題に
「コア」「アドベンチャー」「GRスポーツ」の3つの顔を持つトヨタ新型「RAV4」に期待大
初代RAV4がデビューしたのは1994年5月のことでした。
【画像】超カッコいい! これが「新型RAV4」の姿です! 画像で見る(30枚以上)
「キムタク」こと木村拓哉さんがイメージキャラクターとして採用され、都会的で洗練されたデザインが人気を博しました。
初代RAV4は、まずは3ドアがデビューし、1995年4月に5ドアモデルである「RAV4 V」が追加されます。

その後、2000年5月に2代目へとフルモデルチェンジし、2代目以降は5ドアモデルが主力とされ(3ドアの設定もあり)、2005年11月にデビューした3代目以降は5ドアのみとなります。
なお、2013年1月にデビューした4代目RAV4は日本市場には投入されず、国内復活したのは2019年4月にデビューした現行モデルからとなります。
今回、ジャパンモビリティショー2025に展示された新型「RAV4」は6代目にあたり、2025年5月にワールドプレミアを果たしています。
同イベントが日本のユーザーに向けた初披露の場であり、注目を集めました。
ジャパンモビリティショー2025トヨタブースには、ベーシックな「コア」、力強いデザインの「アドベンチャー」、走りを重視した「GRスポーツ」の3タイプが並んで展示されたことで、それぞれの個性や特徴を見比べることができる(トヨタ自動車の社員に直接話が聞ける)またとない機会となりました。
新型RAV4のボディサイズは、全長4600-4645mm×全幅1855-1880mm×全高1680-1685mmと、従来モデルより全高が5~10mm低いことからも、よりワイドアンドローのフォルムをまとっていることが分かります。
パワートレインはHEVとPHEVの2本立てで、なかでもPHEVモデルはバッテリーの大容量化とユニット効率の向上により、EV走行距離は従来の95kmから150kmへ約1.6倍に拡大しています。
さらに、モーター出力も12%向上し、加速性能も格段にアップしました。
HEVのFWD(FF)モデルは183馬力、AWD-i(電気式4WD)モデルは191馬力を発揮し、PHEVは第6世代で初めて前輪駆動モデルを設定しています。
また、新型RAV4の車載OSはGoogle系のシステムではなく、トヨタ独自開発の新世代車載OS「Arene(アリーン)」が初搭載されている点も注目です。
日本国内の正式デビューは2025年度という新型RAV4、ディーラーに寄せられている反響について、11月下旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「予約自体はまだ行っていないのですが、ジャパンモビリティショー以降、お問い合わせいただくことが増えました。
『予約が開始されたらすぐにも教えて欲しい』といったお声が非常に多いです。
なかでも人気なのは『GRスポーツ』ですね。
正式な価格が判明していなくても予約したいとおっしゃるお客様が多く、正式に予約が始まった段階ですぐに受注停止になってしまうのではないか…と予想しております」。
また別のトヨタディーラーではこんなコメントも。
「ジャパンモビリティショー以降、現行RAV4オーナー様からのお問い合わせやご来店いただいた際に『いつから買える(予約できる)のか知りたい』とおっしゃっていただくことが増えました。
会場で実車をご覧になって気に入ったのでじっくりと実車を見てみたいといったお問い合わせが多いです。
大きく分けると新型RAV4は3タイプに分けられるのですが、デビュー当初は特にGRスポーツへの人気が集中するものと予想されます。
『コア』や『アドベンチャー』など、他のラインナップも視野に入れていただくと、少しでも入手できる可能性が高まるかもしれません。
いずれにしても、お早めにご注文いただくことで納期が短くなることが予想されます」。
ユーザーにとって悩ましい選択となりそうな新型RAV4ですが、今回も争奪戦となる確率が高そうです。
こまめな情報収集と、担当セールスとの密なコミュニケーションが短納期の鍵となりそうです。

ライブカメラ



