ライブカメラトヨタ新型「RAV4」まもなく発売!? 乗り換え検討なら「今」が売り時？ 現行モデルの買取相場が急落する前にすべきコト
ついにベールを脱いだ6代目！ 新型RAV4は何が変わった？ 乗り換え検討なら「今」が売り時？
トヨタは世界中のSUV市場を牽引してきた「RAV4」のフルモデルチェンジを2025年5月21日に発表しました。
【画像】超カッコいい！ これがトヨタの「新型RAV4」です！ 画像で見る（30枚以上）
新型の登場はファンにとって喜ばしいニュースですが、現行オーナーにとっては「愛車の下取り価格」が気になるタイミングでもあります。
今回は、世界初公開された新型RAV4の魅力をおさらいしつつ、市場データに基づいた現行モデルの売却タイミングについて解説します。
2025年5月21日、トヨタは待望の新型RAV4を世界初公開しました。
6代目となる新型のコンセプトは「Life is an Adventure」。都市部での生活からアウトドアまで、あらゆるシーンで「相棒」となるクルマを目指して開発されました。
最大のトピックは、トヨタとして初採用となるソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene（アリーン）」の導入です。
これにより、クルマが知能化し、安全性能やエンターテインメント性が飛躍的に向上しています。
パワートレーンも進化しており、PHEV（プラグインハイブリッド）モデルはEV航続距離が従来の95kmから150km（開発目標値）へと大幅に延伸されました。
デザイン面では、オフロード感を強調した「Big Foot（大径タイヤ）」や「Lift-up」といった要素を取り入れ、「どこへでも行けそう」なタフさを表現しています。
日本での発売は2025年度内が予定されており 6、市場投入へのカウントダウンが始まりました。
■依然として高評価！ 現行（5代目）RAV4の魅力を再確認
新型が登場するとはいえ、現行モデル（5代目）の人気が衰えたわけではありません。
2019年に登場した現行型は、「Robust Accurate Vehicle with 4 Wheel Drive」をコンセプトに、SUVらしい力強さと実用性を兼ね備えた大ヒットモデルです。
特に注目すべきは、世界初採用（当時）となった「ダイナミックトルクベクタリングAWD」です。
走行状況に応じて後輪のトルクを左右独立で制御するこのシステムは、オンロードでの旋回性能とオフロードでの走破性を高次元で両立させました。
また、デザイン面でも「Adventure」グレードにおける専用フロントグリルや大型ホイールアーチモールなど、タフな外観が多くのユーザーに支持されています。
中古車市場でも高い評価を獲得するなど、その価値は依然として高い水準にあります。
■乗り換え検討中の人必見！ 「売り時」は新型発売前の今？
新型への期待が高まる一方で、現行オーナーが注意すべきなのが「リセールバリュー（再販価値）の変動」です。
一般的に、人気車種のフルモデルチェンジが行われると、旧型となったモデルが中古車市場に多く流入し、相場が下落する傾向にあります。
ここでは、とあるサイトが算出した独自の買取相場シミュレーションの結果は以下の通りです。
【シミュレーション】RAV4 G (4WD) 2019年式の買取相場推移
＜条件：2025年式（現在）／走行距離 1.5万〜2万kmの場合 ＞
時期：予想買取相場／現在からの差額
現在：308.9万円／0円／
3ヶ月後：305.9万円／-3.0万円
半年後：302.9万円／-6.0万円
1年後：296.9万円／-12.0万円
1年半後：264.5万円／-44.4万円
このデータによると、現在の買取相場は約308.9万円ですが、1年半後には約264.5万円まで下落すると予測されています。
つまり、乗り換えを先延ばしにすることで、約44万円も損をしてしまう可能性があるのです。
さらに、走行距離が増えれば査定額は下がります。シミュレーションでは、現在の走行距離から＋2万km走った場合、1年半後の価格はさらに下がる傾向が示されています。
新型RAV4の日本発売がまもなくであることを踏まえると市場に出回る前の「今」こそが、現行モデルを最も高く評価してもらえるラストチャンスかもしれません。
■愛車の価値を知るためのステップ
「自分のRAV4はいくらになる？」と気になった人は、まずは概算の相場を知ることから始めましょう。
ネットで無料見積もりスマートフォンやPCから、年式やグレード、走行距離を入力するだけで、おおよその買取相場がわかります。
実車査定の依頼より正確な金額を知りたい場合は、プロの査定士に実車を見てもらいましょう。
オプション装備や内外装の状態によっては、シミュレーション以上の価格がつくことも珍しくありません。
