9年ぶり全面刷新! マツダ「新型“5人乗り”SUV」に問合せ“殺到”!? 黒が効いてる「精悍フォルム」×全長4.7m級で「ちょうどイイサイズ」! まもなく発売の“最量販”モデル「新型CX-5」販売店に寄せられた「期待の声」とは
「日本仕様」は未公開! どうなる!?
マツダは2025年10月29日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で、同年7月にワールドプレミアされたばかりの新型「CX-5」を国内初公開しました。
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いまやマツダ最量販モデルへと成長した3代目モデルに対し、ユーザーから寄せられた反響について首都圏のマツダディーラーに問い合わせてみました。

初代CX-5が初めて登場したのは、2011年9月のドイツ・フランクフルトモーターショーでした。
生命感をカタチにするマツダのデザインテーマ「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」と、優れた走行性能と環境性能を実現した「SKYACTIV(スカイアクティブ)技術」を全面的に採用した第1弾の商品として、華々しくデビューしています。
そんな初代CX-5は、日本はもとより世界的にも大ヒット作となり、2016年11月には2代目へとフルモデルチェンジを果たします。
初代CX-5の正常進化版であり、日本仕様のマツダ車としては初となる「レーダークルーズコントロール」を装備するなど、2代目もまた日本国内外で高い評価を獲得しました。
そんなCX-5は、現在世界100以上の国と地域で販売され、これまでの累計販売台数は450万台以上と、現行のマツダ車における最量販車種として非常に重要なポジションにあります。
2025年7月、9年ぶりのフルモデルチェンジとなる3代目CX-5が欧州で初公開されました。
ますます責任重大な主力モデルだけに、「さらに愛される存在となることを目指した」という3代目CX-5は、「新世代エモーショナル・デイリーコンフォート」を開発コンセプトに掲げています。
マツダ車のアイコンともいえる魂動デザイン、そして人馬一体の走りを継承、深化させ、眺めて触れて乗ることでの歓びと感動を提供しながら、室内空間の広さや使い勝手、乗り心地、静粛性を進化させたといいます。
マツダ車としては初となる「Google搭載」のインフォテインメントシステムを採用しており、スマートフォンを接続しなくても「Google マップ」によるナビゲーションや「Google アシスタント」による自然な言語での音声操作、「Google Play」を通じた対応アプリの利用が可能になります。
3代目CX-5のボディサイズは、全長4690mm×全幅1860mm×全高1695mm。搭載されるエンジンは「e-SKYACTIV G 2.5」(M ハイブリッド付き)、トランスミッションは6速AT、サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアがマルチリンクとアナウンスされています(数値や仕様は欧州モデル)。
ちなみに、2代目CX-5のボディサイズは全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mmであることから、全長で+115mm、全幅+15mm、全高+5mm、それぞれ拡大されていることが分かります。
JMS2025において左ハンドルの欧州仕様を実車展示したところ、日本仕様ではないにも関わらず来場者から高い注目を集めており、新型に対するユーザーの関心の高さがうかがえました。
懸念材料もあるものの……期待度が極めて高い新型「CX-5」
いよいよ日本市場でのデビューまでのカウントダウンがはじまった3代目CX-5。
ディーラーに寄せられている反響について、11月下旬に首都圏にあるマツダディーラーに問い合わせてみました。

「歴代CX-5、そしてCX-3オーナーの方からの注目度が高いですね。
『いつになったら実車が見られるのか』さらには『いま予約注文したら納車はいつ頃なのか』といった気の早いお客様もいらっしゃいます。
現時点では、価格はもとより日本仕様も発表されていない段階なので、具体的なことは申し上げられない状況ですが、お客様の注目度が高いモデルであることは確かだと思います」
また別のマツダディーラーではこんな動きも。
「現行(2代目)CX-5がモデル末期を迎え、新型のデザインも確定したので、あえていまのモデルを購入しようというお客様もいらっしゃいます。
その理由はさまざまで『現行モデルの方がデザイン好み』であったり『フルモデルチェンジすると価格が上昇するはずだから…』といったお声もいただきます。
価格に関しては何とも申し上げられませんが、昨今の傾向からすると価格がアップする可能性はありますよね。
特に現行モデルのCX-5の車両本体価格は300万円台が中心です(281.1万円~413.3万円)ので、私個人としてもお買い得だと思っていますから。
モデル末期で完成度が高く、なおかつ比較的価格が抑えられた新車を手に入れられるという点において、現行モデルの選択肢もありかもしれません、とお伝えしておきます。
ちなみに納期が1~2か月程度と、比較的短期間であることもセールスポイントになると思われます」
確かに次期CX-5はかなり魅力的な存在です。
と同時に懸念されるのは車両本体価格の上昇が予想される点ではないでしょうか。
さらに、7月のワールドプレミア時にマツダは、「新型はガソリン車(ハイブリッド車)のみをラインナップ」と発表しており、ディーゼル車が人気の中心となっている現状から考えると、この点もかなり気がかりなところです。
熟成度が高くお買い得感もある現行モデルを手に入れ、しばらく様子を見てみるという選択肢もありかもしれません。
いずれにせよ、日本仕様の詳細が正式に明らかにされるのを今から待ちたいところです。

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