• ATIS交通情報サイトTOP
  • > くるまのニュース
  • > 約256万円! 日産の新型「セダン」登場! 「フーガ」級の全長4.9mボディ採用&270馬力超え「スポーティモデル」もアリ! 高性能「ゼロプレッシャーシート」も良さそうな「N7」日本発売は?
2025.11.18
NEW

約256万円! 日産の新型「セダン」登場! 「フーガ」級の全長4.9mボディ採用&270馬力超え「スポーティモデル」もアリ! 高性能「ゼロプレッシャーシート」も良さそうな「N7」日本発売は?

話題のセダン登場!

 2025年10月29日(一般公開は10月31日)より東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開幕。

【画像】超カッコいい! これが日産の新型「セダン」です!画像で見る!(66枚)

 なかでも中国で人気を集めるBEV(バッテリーEV:電気自動車)新型セダン「N7」を日本初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

フーガ級サイズのセダン!
フーガ級サイズのセダン!

 N7は、2025年4月27日に中国市場で初登場した完全新設計の電気自動車です。

 日産が2027年までに中国で展開を予定している9車種のNEV(新エネルギー車)の第1弾として投入された本モデルは、わずか1か月で1万7215台を受注するなど、現地で大きな反響を呼んでいます。開発は、日産と中国の戦略的パートナーである「東風汽車」が共同で手がけました。

 N7の特徴について、日産の担当者は次のように語っています。

「N7は日産が中国市場向けに現地開発した初のBEVセダンとして誕生し、日本では今回が初公開となります。

 広々とした室内空間や最大600km超の航続距離など、日産の先進電動技術を凝縮した一台です」

 ボディサイズは全長4930mm×全幅1895mm×全高1484-1487mm、ホイールベースは2915mm。日本市場ではすでに販売を終了した「フーガ」ほどのサイズで、5人乗りの中型セダンとして、ゆとりある室内空間を確保しています。

 外観は、流麗なクーペライクのシルエットに、シャープなLEDライトや空力性能を意識したフォルムを採用。先進性と美しさを兼ね備えたデザインが印象的です。

 インテリアには大型ディスプレイを中心に、AIによる姿勢適応システムを備えた「ゼロプレッシャーシート」など、快適性と先進性を両立する装備を採用しています。

 パワートレインは、中国仕様では前輪駆動方式を採用。モーターには永久磁石同期モーター(PMSM)を搭載し、バッテリーはリン酸鉄リチウム(LFP)タイプの58kWhと73kWhの2種類を設定。

 58kWh仕様では最高出力160kW(約218馬力)、73kWh仕様では200kW(約272馬力)を発揮し、いずれも最大トルクは305Nmを確保。CLTCモードにおける航続距離は最大635kmに達します。

 急速充電にも対応しており、10%から80%まで約19分、30%から80%まではわずか14分で充電可能とされ、日常使いにおける利便性も高められています。

 安全面では、モメンタ社と共同開発した高度運転支援技術「ナビゲート・オン・オートパイロット」と呼ばれる先進の運転支援技術を搭載しています。

 現地での価格は11万9900-14万9900元(約256万7600〜321万円)とされ、戦略的な価格帯での販売も注目を集めています。

※ ※ ※

 今回の実車展示について、担当者は次のように語りました。

「日産は『リーフ』をはじめ、電気自動車に積極的に取り組んでいます。今回のN7は、その姿勢を象徴するモデルとして展示しています。日本での発売は、現時点では予定されていません」

 日本市場への導入は未定とされていますが、実車を間近で見られる貴重な機会となりました。

 なお、今回の展示ではN7に加え、欧州向けに発表された新型「マイクラ」も実車展示されており、こちらはプレスデー限定での公開となりました。

 会場では海外メディアや来場者が熱心に説明に耳を傾ける姿も見られ、N7への関心の高さがうかがえます。

 日産の電動化戦略を象徴する一台として、N7の今後の動向に注目が集まります。

もっと読みたい方はこちら

Application

ATISID会員に登録して
もっとお得に、もっと便利に

追加料金なしでアプリも付いてくる!
Page Top