目指すは悲願のトップ! 哀川翔率いる「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」ラリーチームが新体制を発表
昨年以上の手応え! テスト走行で見えたマシンの進化
俳優の哀川翔さんが総監督を務めるラリーチーム「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」が、2026年シーズンの共同記者会見を2026年7月4日、愛知県岡崎市の乙川河川緑地で開催しました。
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会見は、チームの母体であるフレックスの新田達路本部長のあいさつから始まりました。新田氏はチームの良好な雰囲気に触れ、「フレックスとしてもしっかりサポートしていきたい」と力強く述べ、期待感を表明しました。
続いて、哀川翔総監督とドライバーの川畑真人選手が登壇。2026年シーズンの幕開けを前に、アップデートされたラリー仕様の新型「トライトン」でのテスト走行を終えた感想を語りました。
哀川総監督は「昨年は悔しい思いをしましたが、今日のテストを見る限り、かなり調子がいいんじゃないかな」と笑顔を見せました。同乗走行も体験し、「ベース車両の基本性能が十分に発揮されている。いつトップを取ってもおかしくない仕上がり」と、マシンのポテンシャルに太鼓判を押しました。
一方、ドライバーの川畑選手は、テストコースを走り込み「このコースなら目をつぶって走れる」と冗談を飛ばすほどマシンとの一体感を高めています。哀川総監督から「トップを取れる」との宣言が出ると、「ラリーは孤独な戦いですが、チームとマシンを信じて走ります」と静かに闘志を燃やしていました。
「丁寧かつ大胆に」求められる究極のドライビング
ラリーという競技は、他のマシンと同時に走るレースとは異なり、1台ずつ走行を行うため、自身のタイムが速いか遅いかはゴールするまで分かりません。

川畑選手は「自分で速いと思っても、他の選手がさらに速いこともある。逆にミスしたと思っても、周りも同じように苦戦していて意外と良い順位のこともある」と、その難しさと奥深さを語ります。
ギャラリー(観客)の存在もドライバーの心理に大きく影響を与えるようです。
哀川総監督は「ギャラリーがいると、ドライバーはついアクセルを踏み込んでしまうもの」と語り、俳優業に例えながら「リハーサルより本番でテンションが上がるのと同じ。そのドキドキをいかに抑えるかが、良い走りにつながる」と、メンタルコントロールの重要性を説きました。
2026年2月に北海道千歳市で行われたXCR スプリントカップシリーズ第2戦「北海道ブリザードラリー」では、最終SS(スペシャルステージ)での驚異的な追い上げでクラス2位を獲得した川畑選手ですが、その走りは「神がかった走り」と周囲から称賛されました。
しかし本人は「雪壁に当てないよう、とにかく丁寧に走っただけ」と冷静に振り返ります。
哀川総監督も「丁寧さは大事。でも、見ている側としては勢いのある走りも見たい。その両方がラリーの魅力」と語り、エンターテインメントとしての側面も強調しました。
ドライバーと一心同体! 進化した新型「トライトン」の戦闘力
今シーズンのマシンは、内外装ともに大幅なアップデートが施されています。チームディレクターの荒行浩氏によると、まず目を引くのはカラーリングの変更です。

従来のグレー基調から、TOYO TIRESのブランドカラーである青を基調としたデザインに一新。さらに、フレックスが扱うパーツブランド「IRONMAN(アイアンマン)4×4」の蛍光グリーンをアクセントに加え、遠くからでも一目で分かる存在感を放っています。
内部の進化も著しく、特に三菱自動車の協力のもと、ECU(エンジンコントロールユニット)の最適化を推進しました。川畑選手のドライビングスタイルに合わせたセッティングを追求し、「手足のように操れる」マシンへと進化を遂げています。
ブレーキシステムも、川畑選手の「砂をつかみながら止まりたい」というリクエストに応え、コントロール性を重視した専用品をプロジェクトミューと共同開発。サスペンションも新たなメーカーのものをテストするなど、勝利に向けた妥協のないマシン作りが進められています。
こうした万全のアップデートに対し、川畑選手も「もう勝って当たり前の体制。あとは自分が楽しく走るだけ」と、最高のパフォーマンスを発揮する準備が整ったことをアピールしました。
足元を支えるのはトーヨータイヤのオープンカントリー!
そんな仕上がり抜群のトライトンを足元から支えるのが、トーヨータイヤのラギッドテレーンタイヤ「OPEN COUNTRY R/T TRAIL(オープンカントリーR/Tトレイル)」です。

本製品は、サイドウォールの意匠やボリューム感はM/T(マッドテレーン)に近い迫力ある見た目ながら、トレッドパターンはA/T(オールテレーン)寄りに設計しています。
オフロードでの圧倒的なグリップ力や耐久性を確保しつつ、オンロードでの快適性も両立しているそうです。
近年、アメリカ市場をはじめ大型SUVやピックアップ向けにトレンドとなっている「ブラックレター」を採用しており、トライトンの持つ武骨で力強いスタイルをさらに引き立てます。
ドライバーの川畑選手は、「コントロールしやすく、性能が自分の手の内に収まる」とコメントを寄せており、雨やぬかるみなど路面状況が激しく変化するラリーの現場においても、挙動が読みやすく意図に応じて反応する点を高く評価していました。
悲願の頂点へ! 地域とファンの応援を力に
会見の最後に、哀川総監督は「今年こそはトップを取れるように頑張ります」と高らかに宣言。川畑選手も「まずは目前のラリーで最終調整し、2026年9月のラリー北海道でチャンピオンになりたい」と、具体的な目標を掲げました。
ラリーは、開催地域の協力なしには成り立たないスポーツです。哀川総監督は「地域の人たちのサポートがあるからこそ、僕たちは走ることができる」と感謝を述べ、川畑選手も「リエゾン(移動区間)で沿道から応援してくれる人々の姿が本当に励みになる」と語ります。
多くのスポンサー、そして何よりファンの応援を力に変え、「FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES」は2026年シーズン、悲願の頂点を目指して走り出します。

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