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2026.07.07
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ホンダ斬新「“2500cc”直5エンジン」搭載「FRスポーツカー」! 名門“ピニンファリーナ”と開発した「美しすぎるクルマ」がスゴイ! “後輪駆動&オープンカー”実現した「アルジェント・ヴィーヴォ」に大注目!

ホンダ斬新「“2500cc”直5エンジン」搭載「FRスポーツカー」!

 世界には様々な「美しいデザインのクルマ」が存在しますが、そのなかでもホンダとイタリアの名門カロッツェリアであるピニンファリーナとの共同プロジェクトによって誕生し、1995年に開催された「第31回 東京モーターショー」で発表された「アルジェント・ヴィーヴォ(Argento Vivo)」は、独創的な設計と洗練されたスタイリングで自動車業界の注目を集めた一台です。

【画像】超カッコイイ! これがホンダ斬新「FRスポーツカー」です!(55枚)

 ホンダが新しいオープンスポーツカーの可能性を模索していた時期に提示されたこのコンセプトモデルは、当時の技術とデザインの融合を象徴する存在として自動車史に記録されています。

 車名の「アルジェント・ヴィーヴォ」とは、イタリア語で「水銀」や「動き回る銀」を意味する言葉です。

 その名が示す通り、車体の主要な外装パネルには無塗装のアルミニウム素材が用いられており、徹底的に磨き上げられた表面が金属特有の独特な光沢を放っていました。

 ボディサイズは、全長4248mm×全幅1795mm×全高1125mmとコンパクトで、2シーターロードスターのレイアウトを採用。

 アルミニウムのボディに対して、ボンネットやトランクリッドにはダークブルーの複合素材が採用されており、明確なコントラストを生み出すツートーンカラーに仕上げられていました。

ホンダ斬新「“2500cc”直5エンジン」搭載「FRスポーツカー」!(※画像は解像度の補正にAIを使用しています)
ホンダ斬新「“2500cc”直5エンジン」搭載「FRスポーツカー」!(※画像は解像度の補正にAIを使用しています)

 また、電動格納式のハードトップ機構を備えており、屋根を閉じた状態でも流麗なプロポーションを損なわないよう緻密に計算されたデザインが特徴です。

 エクステリアの内部には、本格的なスポーツカーとしてのメカニズムが搭載されていました。

 車体の骨格には軽量かつ高剛性なアルミ製のスペースフレーム構造が採用され、車両重量の最適化が図られています。

 パワートレインには、当時のホンダ車で採用実績のあった2.5リッター直列5気筒エンジンが縦置きでフロントに搭載され、後輪を駆動するFR(フロントエンジン・リアドライブ)方式が採用されていました。

 当時のホンダは前輪駆動(FF)やミッドシップ(MR)の車両が主力であったため、直列5気筒エンジンを用いたFRスポーツカーというパッケージングは、非常に意欲的な技術的アプローチでした。

 奇しくも、同じ1995年の東京モーターショーにおけるホンダブースには、「SSM(スポーツ・スタディ・モデル)」と呼ばれる別のFRオープンスポーツカーのコンセプトモデルも展示されていました。

 結果として、その後に市販化への道を歩み、名車「S2000」として結実したのはSSMの系譜であり、アルジェント・ヴィーヴォがホンダの量産車として一般市場に出ることはありませんでした。

 量産化という点では実を結ばなかったものの、ピニンファリーナによるヨーロピアンデザインと、ホンダのメカニズムが交差したこのモデルは、コンセプトカーとしての完成度がハイレベルだったことから高く評価されています。

 メーカーの枠を超えた国際的なデザインコラボレーションの成果として、アルジェント・ヴィーヴォは今なお特異な存在感を放ち続けているのです。

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