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2026.06.25
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いきなり愛車が「ボコボコ」に! 何があった…!? “機械駐車場”で多発するトラブルに「軽ワゴンが潰されてた…悲惨!」「損害賠償が怖すぎ」の声も! “うっかり入庫”で「最悪の事態」どう防ぐ?

いきなり愛車が「ボコボコ」に! 何があった…!?

 都市部の限られた土地を有効活用するため、マンションや商業施設など様々な場所に設置されている「機械式立体駐車場」。

【写真】「うわぁぁ…」これが実際に「機械駐車場」で起きた事故です!(27枚)

 しかし、近年インターネット上やSNSにおいて、ここで発生する「車両の破損トラブル」が幾度となく注目を集めています。

 その中で最も多く見受けられ、かつ被害が深刻になりやすいのが、施設側が定めている「車両のサイズ制限」をオーバーした状態で入庫したことによる接触事故です。

 機械式立体駐車場は、パレットと呼ばれる金属製の駐車台に車を乗せ、それをパズルのように上下左右へ移動させて格納する仕組みとなっています。

 限られた空間内に最大限の台数を収容するため、各パレット間のクリアランスは非常に狭く設計されており、指定された寸法をわずかでも超えてしまうと、パレットの移動時に車体のルーフ部分が機械の構造物に挟み込まれたり、激しく削り取られたりする事故が発生します。

 こうしたトラブルが多発する背景のひとつとして、現在の自動車市場における人気のボディタイプと、既存の駐車設備との間に生じるミスマッチがあります。

愛車が「ボコボコ」に! 何があった…!?(画像はイメージです)
愛車が「ボコボコ」に! 何があった…!?(画像はイメージです)

 日本国内にある機械式駐車場には、セダンやコンパクトカーが主流であった時代に設計・建設されたものも少なくありません。

 そのため、高さ制限が1550mm程度に設定されている施設が依然として多く存在します。

 しかし、現在の市場では室内空間の広さを重視した背の高い「ミニバン」や「軽ハイトワゴン」、大径タイヤを装着して最低地上高を確保した「SUV」が圧倒的な人気を集めており、これらの車両の多くは全高が1600mmから1800mm以上にも達します。

 この物理的な寸法の違いをクルマの運転手が正しく認識しないまま無意識に入庫してしまった結果、取り返しのつかない事故へと発展するケースが後を絶たないのです。

 インターネット上の自動車コミュニティやSNSなどを観察すると、こうした機械式駐車場でのトラブルに関して、実体験に基づく教訓や驚きの声が多数共有されています。

 実際に破損した車両を目撃した人からは、「出先の駐車場でルーフが完全にひしゃげているSUVを見て、サイズ制限を守る大切さを痛感した」「自分は上下に潰されてる軽ワゴンを見たよ…悲惨!」「軽自動車って小さいから大丈夫だと思っちゃうけど、全高は普通車より高かったりするもんね」「マンションの駐車場のサイズ制限が厳しすぎて、乗りたかったクルマを泣く泣く諦めた」といった、設備側の制約に対するシビアな現実や、実際の事故の様子を報告する意見が散見されます。

 また以下のように、事故の当事者となってしまったドライバーからの声も投稿されています。

実際に「機械式駐車場」で事故になって…

 事故の当事者となってしまったドライバーの投稿を見ると、「制限数値より1~2cm高いだけだからセンサーは反応しないだろうと駐車したら、機械が動いた後に異音が響き渡って血の気が引いた」「車検証の全高はクリアしていたのに、ルーフボックスの存在をうっかり忘れて入庫しちゃってさ…」など、確認不足や状況判断の甘さが事故に直結している様子が浮き彫りになっています。

 ここで注意しなければならないのは、車検証に記載されている「全高」という数値の性質です。

 車検証の寸法はあくまで車両が標準的な状態にある時のものであり、実際の使用環境における「変動要素」は含まれていません。

 例えば、可倒式のアンテナや後付けのルーフキャリアなどの突起物は、全高の数値に反映されていない場合があります。

 さらに盲点となりやすいのが、重量の変化によるサスペンション伸縮を要因とする車高の変化です。

実際に「機械式駐車場」で発生した事故例(画像:読者提供)
実際に「機械式駐車場」で発生した事故例(画像:読者提供)

 入庫時のセンサーチェックをギリギリで通過できたとしても、クルマから乗員が降りたり重い荷物を降ろしことで車両の総重量が軽くなり、サスペンションのバネが伸びて車高が数cm程度上昇することがあります。

 車高が上がった状態でパレットが格納スペースへ移動し始めると、その数cmの差が原因で天井の梁などに接触してしまうリスクが高まります。

 そして、万が一このような接触事故を起こしてしまった場合、被る損害の大きさも経済的に大きなダメージとなります。

 まず自身のクルマの修理費用において、ルーフ部分の損傷は板金修理が大掛かりになることが多く、さらにフレーム部分まで歪みが及んでいる場合は「全損」扱いになることもあります。

 それに加えて、機械式駐車場自体の設備を破損させてしまった場合は、その修理費用もドライバー側の過失として請求されるのが通例です。

 さらに、設備の修理が完了するまでの期間、他の利用者がクルマを出庫できなくなったことに対する代替交通手段の補償など、二次的な損害賠償にまで発展する可能性があり、その総額は数百万円規模に膨れ上がることも考えられます。

 では、このような重大なトラブルを未然に防ぐためには、一体どのような対策が有効なのでしょうか。

「トラブルを未然に防ぐ」有効な対策とは

 機械式駐車場のトラブルを防止するには、まず自身の乗っているクルマの「実際の寸法」を正確に把握しておくことに尽きます。

 とくにサスペンションやルーフレールなど、全高に影響のあるカスタムを施している場合は、カタログや車検証の数値だけでなく、アンテナなどの突起物を含めた最も高い部分が地上から何cmあるのかを実測しておくことが推奨されます。

 そして、利用する駐車場の入り口に掲示されている制限サイズや重量の案内板を必ず確認し、自身のクルマと照らし合わせることが不可欠。

「トラブルを未然に防ぐ」有効な対策とは(画像はイメージです)
「トラブルを未然に防ぐ」有効な対策とは(画像はイメージです)

 もし、制限に対して余裕がない場合や、アンテナの収納忘れなど少しでも不安要素が残る場合は、決して無理に入庫を強行せず、平面駐車場やコインパーキングなど、安全が確実に担保される別の駐車スペースを探すという冷静な判断が求められます。

 クルマという高価な財産を守り、他者への多大な迷惑を防ぐためにも、機械式駐車場の利用には常に慎重な姿勢で臨むことが重要なのです。

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