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2026.06.09
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「すごい事故…」 NEXCOが「ノーブレーキで激突」事故の瞬間を公開! 「減速なし」で工事作業員に向かって突進 ギリギリ回避もあわや「人身事故」に… 「工事規制突入」多発で警鐘

作業員に向かってノーブレーキで突進

 NEXCO東日本は2026年6月2日、公式SNSを更新。高速道路の工事規制区間内に進入する事故が多発しているとし、その瞬間を捉えた衝撃的な動画を公開しました。
 
 一体どのような動画で、何があったのでしょうか。

【動画】「ええぇぇ…」 これがトラック「ノーブレーキ激突事故」発生の瞬間です

 公開された映像は、高速道路の本線に停車していた工事車両のドライブレコーダーから後方の様子を撮影したものです。具体的な路線や撮影場所は明らかにされていません。

 現場は左車線の付加車線を含めた3車線のうち一番右にある追越車線で、工事のために車線規制が実施されていました。

 画面には誘導棒を持つ作業員と、ドライバーに車線移動を促す矢印型の誘導板が映っています。路面は濡れた状態で、画面には作動するワイパーが映っていることから降雨中の工事規制であることが確認できます。

 映像が始まっておよそ5秒後、規制されているはずの追越車線の奥から、ライトを点灯した1台のクルマが接近してきます。

 速度を落とす様子はなく、異変に気づいた作業員が誘導棒を大きく振って警告を試みましたが、そのクルマは進み続けました。

事故現場のイメージ(画像:PhtoAC/オブキナ)
事故現場のイメージ(画像:PhtoAC/オブキナ)

 道路の破線(車線境界線)から見るに、作業員の約20m手前にはコーンが設置されていましたが、そのコースは無惨にもなぎ倒されます。そのまま接近し、衝突寸前になってようやく中型トラックであることが判明します。

 トラックは一切ブレーキを踏む気配もなく、作業員は身の危険を感じ、中央分離帯へ身を翻して退避しました。

 作業員を撥ね飛ばす人身事故はかろうじて回避されましたが、トラックはそのままの速度で工事車両に激しく衝突。映像は事故の衝撃で真っ白になったところで途切れています。

 通常、工事規制の数km手前からは「この先工事」といった予告看板が複数にわたって設置され、電光掲示板により文字情報でドライバーに知らせる「道路情報板」にも工事の案内が表示されます。

 さらに規制現場の手前にも、コーンや発煙筒による車線規制が施されているのが一般的です。それでもトラックが規制区間に突入したことは、これらを一切認識しておらず、居眠り運転や漫然運転をしていた可能性が十二分に考えられます。

 動画には「!規制中の事故が多発しています! 車線変更はお早めに!!」と、黄色地に赤色の文字で強調された注意書きが表示されており、その異例ともいえる表現からNEXCO東日本の危機感がうかがえます。

 同社によると、工事規制内への車両進入による事故件数は増加傾向にあり、2020年度の704件から2021年度には1095件に跳ね上がりました。その後も減少に転じることなく、2024年度には1966件と、2020年度の2倍以上に達しています。

 こうした事故の中には、作業員が車両に撥ねられて亡くなった重大事故も含まれています。

 NEXCO東日本は「高速道路で走行中の車両が、規制中の作業現場の作業員に衝突し、作業員が命を落とす事故が発生しています。規制箇所では、標識や看板の案内に従い、余裕を持った進路変更や十分な車間距離の確保など、安全な走行をお願いします」と訴えています。

 高速道路での工事規制区間の通行に関しては、道路交通法をはじめとする関連法令に基づいた車線変更義務や速度の遵守が求められます。

 規制標識や誘導員の指示に従わない場合は、法令違反として処分の対象となる場合があります。ドライバーは、規制区間の手前から余裕を持った対応を心がけることが重要です。

 なお、高速道路の工事規制に関する最新情報は、NEXCO東日本の公式ウェブサイトや道路情報提供サービスで確認することができます。高速道路を利用する際は、事前に工事予定も合わせて確認しておくことをおすすめします。

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