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2026.05.27
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日本なのに「アメリカ度100%」!? 平塚の田園地帯に突如現れる「ペッパーズドライブイン」に注目! キャデラックとレトロ雑貨に囲まれる空間が昼も夜もワンダフルすぎた

ピンクの「キャデラック」が目印! ロードサイドで異彩を放つ「アメリカンな聖地」とは

 高度経済成長期のマイカーブームとともに激増したドライブインは、現在ではその役割を「道の駅」やサービスエリアに譲り、全国で200店舗程度にまで減少していると言われています。

【画像】これが平塚の聖地でいただける「アボカドチーズカレー」と「山盛り生クリームのバナナミルク」です! 画像で見る(30枚以上)

 その一方、現存するドライブインは、素朴ながらも温かみのある料理や独自のサービスによって、多くのファンから根強く支持されているのです。

 神奈川県・小田原厚木道路の「平塚IC」から約7分、のどかな田園風景が広がる平塚伊勢原線のロードサイドに位置する「PEPPER’S DRIVE-IN(ペッパーズドライブイン)」は、古き良きアメリカにタイムスリップできる“昭和のドライブイン”。

 レトロポップな店舗&コンテナは、映画で観た1950年代から1960年代のアメリカを彷彿させます。クラシックカー好きなら、傍らに停められているキャデラックの名車、「ドゥビル」の雄姿に釘付けかもしれません。

目印はピンクの「キャデラック」![Photo:のぐちまさひろ]
目印はピンクの「キャデラック」![Photo:のぐちまさひろ]

 昼と夜で見せる表情の違いにも注目です。昼はピンクのレトロ看板やヤシの木、巨大なクリームソーダが、カリフォルニアの軽やかなライフスタイルを連想させます。

 一方、夜になるとネオンサインが灯り、アメリカンムード満点の“THEドライブイン”が闇の中に浮かび上がります。一部の電球が切れていて、「DRIV」になっているあたりも妙にリアルです。

まさかのすれ違い!? 筆者が地元を離れた1992年にオープンしてた!

 実はここ平塚は、筆者(のぐちまさひろ)が幼少期から高校時代までを過ごした地元でもあります。

 そして、「ペッパーズドライブイン」のチャリンコ圏内には、今でも折りに触れて酒を酌み交わしている“マブダチ”たちが住んでいたりもします。

 とはいえ、筆者の古い記憶に同店は登場しません。

 それもそのはずで、同店がオープンした1992年は、大学進学のため東京・吉祥寺で一人暮らしを始めた年とぴったり重なっているのです。

 もしも高校時代にオープンしていたら、マブダチたちと原付やバイク、トヨタのミッドシップスポーツ「MR-2」で集合して、長々と居座っていたに違いありません。

キング・オブ・ロックンロールに魅せられて……

 同店の営業時間は、平日の昼11時30分から15時00分、そして夜の18時00分から20時30分、土日祝の11時30分から16時30分。定休日は毎週水曜となります。

 この日は平日夜のオープン直後を狙って、古き良きアメリカにワープする“タイムマシン”に乗り込んでみました。

 ドアの先へと足を進めると、壁や天井を埋め尽くすアメリカンな家具や雑貨、ポスター&写真の数々に圧倒されるはずです。さらにBGMは、オールディーズの名曲やそのカバー曲が流れていて、ノスタルジックな感情を刺激します。

 店内は、カウンター席とソファ席で構成。どの席に座ったとしても、キョロキョロと目移りして、ワクワクが止まらないことでしょう。

“こうなった”きっかけは、マスターが心酔したエルヴィス・プレスリーの存在にあるそうで、店内にはプレスリーモデルの希少なギターや等身大パネル、ポスター類が数多く飾られています。

 ちなみに2026年5月15日には、プレスリーを現代に蘇らせた没入型の映像作品」EpiC/エルヴィス・プレスリー・イン・コンサート」が公開されているので、興味がある方は劇場まで足を運んでみてください。

好み&気分に合わせたカレーライス+αをカスタマイズ!

 同店の看板メニューは、アメリカンなハンバーガーやピザではなく、ちょっと意外な「カレーライス」です。

 マスター自慢のカレーライスは、「ごはんの量/辛さ/トッピング」を好みでカスタマイズ可能。サイドメニューには、フレンチポテトやグリーンサラダ、スイーツを含むドリンクなどが色々と用意されています。

 初来店だった筆者は、スタンダードな「ごはん普通(650円)/辛さ普通(+0円)」をベースに、「アボカド(300円)」と「チーズ(300円)」をトッピング。

 また事前のリサーチで惹かれまくっていた、生クリームたっぷりな「バナナミルク(850円)」もオーダーしてみました。

 じっくり煮込まれたカレーのルーは、複雑かつ頬がゆるむ味わい。

 辛さは控えめなので、「そこそこ辛め」が好みの筆者は、次回は「辛口(+40円)」を選んでみるつもりです。

 もちろん、口触り柔らかなアボカドや、濃くがあって“のびーーーる”チーズとの相性もバツグン。実はゴルフコンペ後に軽食をつまんでいたので、それほどお腹は空いていなかったのですが、ペロリと平らげてしまいました。

 そして、生クリームがたっぷり乗った「バナナミルク」は、素材の美味しさも濃密に感じられて、心も表情もとろけていきます。

※ ※ ※

 アメリカ全土のような大きな満足感に浸りつつ、後ろ髪をひかれながら同店を後にすると、辺りはすっかり闇の中。

 昼から夜への変化もドラマティックな「PEPPER’S DRIVE-IN」は、つかの間の“アメリカンドリーム”を体感させてくれる、ワンダフルなドライブインでした。

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