メルセデス・ベンツ「560SEC」が“7.5リッターV12エンジン”で現代的に!? 「ロマンの塊」「スペックがエグい」「久しぶりに心から欲しい」 RENNtechカスタムカー「SEC V12 Widebody SLEDGEHAMMER」に寄せられた反響とは?
往年の名車をブラッシュアップ
アメリカを拠点とするメルセデス・ベンツのチューナー、RENNtech(レンテック)が、公式インスタグラムを通じて、特別なカスタムカー「SEC V12 Widebody SLEDGEHAMMER(SEC V12ワイドボディ スレッジハンマー)」を公開しました。
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同モデルに対し、ネット上やSNS上では様々な反響が寄せられています。
このカスタムカーの最も注目すべき点は、心臓部であるパワートレインにあります。
オリジナルのエンジンに代わり、3代目Sクラスの最上位モデルに搭載されていた6リッターV型12気筒DOHCエンジン「M120」型が移植されています。
このM120型エンジンは、SLクラスのトップモデルや、AMGによるチューニングを経てGTマシンの「CLK GTR」、さらにはパガーニ「ゾンダ」にも採用された名機です。
レンテックはこれに満足せず、排気量を7.5リッターまで拡大。さらに、クランクシャフトやピストンの変更、吸排気ポートの加工、ステンレス製等長エキゾーストマニホールドの装着といった徹底的なチューニングを施しました。その結果、最高出力660馬力、最大トルク650lb-ft(約881Nm)という驚異的なスペックを発生させます。
この強大なパワーユニットを搭載するボディのベースとなったのは、1979年に登場した2代目Sクラス(W126型)のクーペモデル「560SEC」です。W126型Sクラスは、オイルショックの影響を受けながらも、頑丈で豪華なつくりはそのままに、エアバッグやABSをいち早く導入するなど安全性を追求したモデルでした。

1981年にクーペのSECシリーズがラインナップに加わり、1991年まで生産が続けられました。その人気は絶大で、Sクラス史上最多の販売台数を記録し、当時の日本ではバブル景気も相まって財界人や著名人にも広く愛用されました。今回のカスタムのベースは、その中でも5.6リッターV8エンジンを搭載するトップモデルです。
強大なパワーを路面に伝えるため、トランスミッションは当時の機械式4速ATから7速MTへと変更され、重量配分も最適化されています。
制動力の強化も抜かりなく、フロントに6ピストン、リアに4ピストンのキャリパーを備えた大径のカーボンセラミックブレーキが採用されました。
エクステリアは、ベースとなった560SECの雰囲気を尊重しつつ、かつてAMGが手掛けた「560SEC 6.0 AMG」のワイドボディを彷彿とさせるボディキットが装着されており、迫力あるブリスターフェンダーが特徴的です。前後バンパーもリファインされ、特にリアバンパーにはディフューザー形状が取り入れられています。
足元には19インチのホイール(フロント10J、リア12J)が装着され、オリジナルの15インチ・7Jサイズから大幅に大径化されています。これらのほか、オーナーの好みに応じたカスタムも可能となっています。
この特別な「SEC V12 Widebody SLEDGEHAMMER」は、世界でわずか12台のみが生産される限定モデルとなります。発売は2027年が予定されていますが、現時点では価格についての詳細は公表されていません。
同モデルに対し、ネット上やSNSでは660馬力という暴力的なスペックに対し、「ロマンの塊」「スペックがエグい」「現代に大排気量V12のNAエンジンを作ってくるのが凄い」とクルマ好きから歓喜と驚きの声が多く上がっています。
また、この巨大なパワーをあえて7速マニュアルトランスミッションで操るという点についても、「V12をMTで乗れるなんて最高すぎる」「今の時代にこの組み合わせはたまらない」と高く評価されています。
さらに、1980〜90年代のバブル期に「アーマーゲー」と呼ばれ憧れの的だった時代のメルセデス(AMG)を知る世代からは、「当時めちゃくちゃ憧れた」「最高にカッコよかった時代を思い出す」といったノスタルジックなコメントや、「とにかくワイドボディの迫力がカッコイイ」「昔のベンツ特有の『悪っぽさ』や威圧感があって最高」といったデザインを称賛する声が多数見られました。
総じて、「古き良き時代のメルセデスの魅力」と「現代ではあり得ない規格外のモンスタースペック」が見事に融合した夢のクルマとして、ネット上の自動車ファンから大絶賛されているようです。

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