日産「新型フェアレディZ」初公開! 伝統の「Gノーズ」53年ぶりの復活に「Zらしい」「より研ぎ澄まされた」とZオーナーたちも大絶賛! 「メーター表示が泣ける」の声もある「マイナーチェンジモデル」に寄せられた来場者の“熱視線”とは
新色「ウンリュウグリーン」に好感を示す声も!
2026年5月5日、富士スピードウェイで開催された「DUNLOP オールフェアレディZミーティング2026」にて、2026年夏に発売を予定する日産「フェアレディZ」マイナーチェンジ版がアンベールされました。
【画像】これが日本初公開された日産「新型フェアレディZ」の実車です! 画像で見る(30枚以上)
全世代のフェアレディZオーナーが注目するなか、新型はファンたちの目にはどう映ったのでしょうか。
初代(S30型)フェアレディZが登場したのは、1969年のことでした。
低いノーズの左右には丸目のヘッドライトが配置されるとともに、下部にはフロントグリルが大きく開口され、そのセンター部分にバンパーが一本筋を通したように造形されています。
そして1971年11月、輸出専用エンジンだった2.4リッター直列6気筒「L24」型エンジンを搭載した高性能仕様「240Z」が登場しました。
中でも最上級グレード「240ZG」には、空気抵抗軽減のためフロントバンパーと一体化されたロングノーズ、通称「Gノーズ」が採用されたことでも大いに注目を集めています。
ただし、その後起きたオイルショックの影響で、わずか1年半後の1973年4月に240Zが廃止されてしまいました。
結果としてGノーズは初代Zのなかでも特に希少なモデルとなり、今なおフェアレディZを語る上では忘れられない伝説的な存在となったのです。

その後の歴代フェアレディZは、このロングノーズに似た流線形モデルをずっと採用し続けています。
2022年になり、現行型(RZ34型)フェアレディZが登場すると、初代S30型をオマージュしたモデルとなり、フロントに大きな開口部をもつグリルや、リアランプも初代を感じさせるデザインになっています。
しかし初代を感じさせるがゆえに、S30型のなかでも伝説となっている“Gノーズ”を再現して欲しいというオーナーの声も多くありました。
そんな声を反映してデザインされたのが、新しいフェアレディZ「MY27モデル」(マイナーチェンジモデル)となります。
今回の“DUNLOP オールフェアレディZミーティング2026”は、フェアレディZオーナーズクラブ「S30Z CAR.JP」主催によるもので、日産自動車はこのイベントに協力という立場でブース展開などを行っています。
そのイベントの中で、なんとフェアレディZ MY27モデルが日本初公開されました。
一般的にこのような重要車種の新型発表は、日産主催のイベントや、「ジャパンモビリティショー」「東京オートサロン」などの公式イベントの中で行われることがほとんどです。
しかし今回は、フェアレディZオーナーズクラブ「S30Z CAR.JP」のイベントの中での発表で、2000台ちかくのフェアレディZが集結し、多くのフェアレディZオーナーの前でアンベールされたのです。
アンベールされた瞬間も「カッコいい」という声があちこちから聞こえてきましたが、展示されている車両を見ているオーナーに実車をゆっくり見たあとに感想を伺ってみました。
6代目(Z34型)前期型モデルに乗っている40代ご夫婦のオーナーさんは、次のように語ります。
「昔のクルマへの敬意を感じられるデザインで、すごく良い感じに仕上がっていると思います。
(イベントステージでおこなわれた)トークショーでも開発の方が話していたのですが、グリルのデザインを気にしつつも冷却性能を見直しているとお聞きして勉強になりました。とにかく見た目からしてすごくカッコいいですね。
自分は開発の方が丁寧に作られたクルマをそのまま乗りたいタイプなのでノーマルのままですが、このマイナーチェンジ版もそのまま乗るのがカッコ良いですね」と語ってくれました。
これに対し、「私はクルマのことは良くわからないですが」という奥様はこう話します。
「普段(ミニバンの)『セレナ』に乗っているので、車高が高く視界も良いのですが、スポーツカーは目線がだいぶ低く見上げるような感じなりますけど、乗っていてとても楽しいです」
さらに、開発者トークショーで語られたエピソードについても、「このグリーン(※編集部注記:マイナーチェンジで新設定された『ウンリュウグリーン』)は、黄色と青色の粒子を並べてこの色を表現しているとおっしゃっていたことに感銘を受けました。
顕微鏡クラスでないと見られないということですが、ぜひとも顕微鏡で見てみたいと思います」と、ウンリュウグリーンの色の良さに驚かれていたのが印象的でした。
なお日産によると、ウンリュウグリーンは、初代S30Zに採用されていた「グランプリグリーン」をオマージュしたカラーだと説明しています。
歴代フェアレディZに通じる「オマージュ」に多数の共感が集まる!
また30代のご夫婦にお話を聞くと、まず旦那様は、新型Zの第一印象について次のように語ります。
「ひとめ見た時に、少しホイールが大きいかなと感じました。もうひと回り小さくて1インチダウンでも良いのかなと思います。その方が自分はこの流線形のボディに似合うのかなと思いました。
デザインは昔のZをインスパイアしているので好きですし、特にリアのデザインは好きです。色も綺麗で、この色も選択肢のひとつとして良いなと思いました」

ちなみにこの方が「少し大きい」と感じられた新しいホイールについて、イベントに登壇した日産のデザイン担当者は、3代目(Z31型)のデザインにヒントを得てスタイリングしたものだと説明していました。
これに対し、4代目(Z32型)オーナーでもある奥様はこう話します。
「一番はエンブレムが(日産マークから)“Z”になったということです。Z32に通じるところもあって、やっぱりZはコレだなと思えて嬉しいです。
スタイリングもホイールがシャープになって、研ぎ澄まされた感じに仕上がっていて良いなと思います。
色も素敵な色ですね、アイコニックでキャラクターが際立つカラーに仕上がっていると思います」
Zオーナーならではの注目ポイントや、歴代フェアレディZに通じるオマージュやインスパイアなどに共感を得ているようでした。
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このほか、来場したオーナーたちからは、新型フェアレディZで新採用されたメーター表示に対する印象が多く聞かれました。
現行型フェアレディZのメーターパネルには、当初より12.3インチカラーディスプレイを用いた全面液晶の「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」が採用されています。
今回のマイナーチェンジでは、エンジンスタート時のオープニング映像として新たに、歴代のフェアレディZの姿がアニメーションで次々と現れるムービーに変更されたのです。
当日のSNSなどにも「ムネアツ」「これは泣ける」など多くのZファンからのアツいコメントの数々が寄せられていました。

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