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2026.05.03
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満タン後の「ちょい足し給油」何で“ダメ”なの!? つい知らずにやってた? 実は「大事故」のリスクも…! 「セルフ式ガソリンスタンド」で「NG」な理由とは

かつては“寸止め”の技術を競うような風潮も!?

 セルフ式のガソリンスタンドが1998年に解禁されてから約30年弱、今やフルサービスのガソリンスタンドは希少な存在になっています。

【画像】「えっ…!」給油口の中身ってこうなってるの!? 意外な構造を画像で見る!

 給油に加えてゴミ捨てや窓拭きまで行ってくれるフルサービスは、ちょっとしたレーシングドライバー気分や殿様気分を味わえるので、サラリーマン時代の筆者(のぐちまさひろ)は仕事の時だけ好んで選んでいたのですが(内緒です)、これも時代の流れ。運営サイドの人件費抑制やユーザーへの還元を考えると、セルフ式が主流になるのも当然です。

 セルフスタンドの黎明期には、「軽自動車だから軽油を入れた」という冗談のような事例も発生していたようですが(汗)、今やタッチパネルの操作や給油ノズルの扱いなど、多くの人にとって手慣れたものになっているでしょう。

 セルフ式のガソリンスタンドの場合、油種ごとのノズルの“色分け”が法律で定められていて、日本ではご存じの通り、黄色=ハイオク/赤=レギュラー/緑=軽油がそれぞれ割り当てられています。

 もしも油種を間違えてしまった場合には、エンジンを始動せず、その場で抜き取り作業などを行う必要があります。

セルフ給油の「うっかり」が大変なことに!?[画像はイメージです]
セルフ給油の「うっかり」が大変なことに!?[画像はイメージです]

 さて、世間は最大16連休(!)も可能なゴールデンウィークに突入し、遠出に備えてガソリンを満タンにする方も多いはずです。

 タッチパネルで「満タン」を指定すると、満タン時に給油が自動停止するものの、ギリギリまで“ちょい足し”しておこうと考えることがあるかもしれません。

 とはいえ、これは明確な禁止事項であり、引火や車両のトラブルといったリスクとも背中合わせになります。

 もちろん、「静電気除去シートに触れてください」という注意喚起も軽視せず、たとえ夏場であっても必ず行う必要があります。

 ちょい足しが禁止になっている理由の第一は、やはり引火に対するリスクヘッジです。

 ガソリンは揮発性(引火性)が極めて高く、あふれ出したガソリンに引火して、思わぬ火災につながるケースがあります。たとえ漏れない程度で給油できたとしても、走行時の振動や気温の変化によってガソリンがあふれ出してしまうリスクも生じます。

「ガソリン=危険物を取り扱う」という基本をけっして忘れてはいけません。

 また、漏れたガソリンがクルマのボディに付着すると、塗装に悪影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

 さらには、エンジンや燃料供給システムに異常を生じさせるリスクも見逃せません。

 現代のクルマは、燃料タンク内で気化したガソリン蒸気をキャニスターで一時的に貯蔵し、エンジンを再燃焼させる仕組みになっています。このキャニスターに液体のままのガソリンが流れ込んでしまうと、ガソリン濃度が過剰に高まり、不安定なアイドリングや加速不良といった様々な不具合や、「故障警告」の原因にあることがあります。

 一方、かつてのフルサービス式のガソリンスタンドでは、ユーザーの要望と売上を少しでも伸ばしたい店側の利害が一致して、満タン後の“ちょい足し”が行われるケースも少なくありませんでした。

 むしろ、“寸止め”の技術を競うような風潮すらあったのですが、今はどうなっているのでしょうか……。

 とはいえ、たとえ「まだ入りそうだな」と感じても、満タンの自動停止で給油を終了するのが正解です。

 余白を持たせた「満タン」給油で、安全で楽しいGW&カーライフをお過ごしください。

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