• ATIS交通情報サイトTOP
  • > くるまのニュース
  • > 価格39億円! 脅威の価値を誇った「3人乗りスポーツカー」とは? BMWの「V12エンジン」搭載&まさかの“王室所有”経歴も!? 類を見ない“超高額車”マクラーレン「F1」がUAEオークションで落札
2026.05.21
NEW

価格39億円! 脅威の価値を誇った「3人乗りスポーツカー」とは? BMWの「V12エンジン」搭載&まさかの“王室所有”経歴も!? 類を見ない“超高額車”マクラーレン「F1」がUAEオークションで落札

驚きの落札額は「39億円」超え!

 2025年12月5日、RMサザビーズ欧州本社がアラブ首長国連邦(UAE)アブダビの「セントレジス・サーディヤット島リゾート」で開催したオークション「Collectors’ Week Abu Dhabi」。
 
 同オークションで、1994年式のマクラーレン「F1」が出品され、歴代トップクラスの高値で落札されました。

【画像】これが「39億円の3人乗りスポーツカー」です! 画像で見る(30枚以上)

 マクラーレンF1を設計したエンジニア ゴードン・マレー氏と彼のチームは、F1の技術とカーボンファイバー構造を乗用車に移植するというプロジェクトを敢行。

 そして誕生したのが、最高速度391km/hという驚くべき速さを記録した伝説のマシン、マクラーレンF1です。

 パワートレインにはBMW製6.1リッターV型12気筒自然吸気エンジンが搭載され、最高出力は627馬力をマーク。

 中央に運転席を配置した3座の斬新なレイアウトに、エンジンルームには金箔の断熱材、そして専用設計のケンウッド製超軽量10連CDチェンジャーなど、走りへの追求が細部にまで貫かれていました。

 マクラーレンF1はレース参戦を目的としていなかったものの、「GTR」仕様として1995年の「ル・マン24時間」レースに出場。

 なんと初参戦ながら総合優勝を果たしてしまいます。この結果からも基本性能の高さがうかがえます。

 公道走行可能なマクラーレンF1は64台しか製造されませんでしたが、なかでも今回落札された1台は注目すべき車両でした。

RMサザビーズのオークションに出品された1994年式「マクラーレンF1」(Photo:RM SOTHEBY'S)
RMサザビーズのオークションに出品された1994年式「マクラーレンF1」(Photo:RM SOTHEBY'S)

 チタニウム・イエローの外装にブラックレザーとアルカンターラの内装を組み合わせたこの個体は、世界屈指のカーコレクターであるブルネイ王室に納車されたものでした。

 その後はイギリスに戻され、マクラーレン・カーズ元ディレクターのデイビッド・クラーク氏を通じて新しいオーナーに渡りました。

 その後はアメリカのニューヨークやカリフォルニアのオーナーに渡り、BMW北米支社が整備を担当しました。

 そして2006年にはまた新たなオーナーの手に渡りますが、当時の走行距離はわずか3224マイル(約5188km)でした。

 翌年にはマクラーレン本社で大規模なリビルドが行われ、ボディカラーを「アイビスホワイト」に変更。

 リアウイングを装備した「ハイダウンフォースキット(HDK)」も搭載されます。

 また、GTR由来のフロントバンパーやスプリッター、LM仕様のフロントフェンダールーバーも追加装備されました。

 このHDK仕様のF1は世界で8台しかなく、オークションに出品された車両は、その中の最後の1台でした。

 王室由来の車両であり、マクラーレンによりハイダウンフォースキットとLM仕様インテリアを与えられたこの車両は、非常に希少価値の高い存在だったといえます。

 非常に注目されたオークションですが、落札価格は2531万7500ドル(1USドル=155円換算で日本円で約39億2416万円)となりました。

 過去の最高落札額である「フェラーリ 250 GTO(2018年)」の5170万5000ドル(約78億円)には及ばないものの、同ジャンルでの落札額としては歴代トップレベルです。

 今後開催されるオークションでは、マクラーレンF1のようにコレクターを唸らせるスーパーカーは果たして登場するのでしょうか。

もっと読みたい方はこちら

Application

高速道路の地図が表示されたスマートフォン

ATISID会員に登録して
もっとお得に、もっと便利に

App Storeからダウンロード Google Playからダウンロード
追加料金なしでアプリも付いてくる!
Page Top