今秋開通!? 圏央道の「未完成区間」現状は? 空港アクセス向上 「大栄JCT-多古IC」はまもなく!? 残る区間も今年度内目指す! 千葉部分の進捗はいかに
千葉の圏央道はどうなってる?大栄JCT-松尾横芝IC間の現状と開通見込み
首都圏の道路ネットワークを形成する圏央道において、千葉県内で未開通となっている大栄JCTから松尾横芝IC間(延長18.5km)の工事が進められています。
【画像】超便利!?これが最新の「圏央道」ルートと工事状況です!(30枚以上)
用地取得が完了し、複数の課題が解決に向かうなか、現在の進捗状況と今後の開通見込みについて解説していきます。
都心から約40から60km圏を環状に結ぶ圏央道は、全長約300kmの高規格幹線道路です。
すでに約270kmが開通しており、放射状に延びる各高速道路を連絡しています。
現在、千葉県内の大栄JCTから松尾横芝ICまでの区間(延長18.5km)で整備が進んでおり、全線開通に向けた工事が本格化しています。

圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は、東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道などの放射状に延びる幹線道路や、都心郊外の主要都市を連絡する役割を持っています。
東京湾アクアラインや東京外かく環状道路などと一体となり、首都圏の広域的な道路網を形成する重要な路線として位置づけられています。
今回、取り上げるのはそのなかで現在工事が進められている千葉県成田市吉岡に位置する大栄JCTから、山武市松尾町谷津に位置する松尾横芝ICまでの区間です。
この区間は国土交通省関東地方整備局(千葉国道事務所)と東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)関東支社が共同で整備を行っており、事業の総延長は18.5kmに及びます。
未開通区間内には新たに「圏央成田IC」および「多古IC」の設置が計画されています。
区間ごとの距離は、大栄JCTから圏央成田ICまでが約2.8km、圏央成田ICから多古ICまでが約6.3km、そして多古ICから松尾横芝ICまでが約9.4km。
本線の建設に関わる工事の契約はすでにすべて完了しており、全線にわたって土工、橋梁、トンネル、舗装、施設工事などが並行して実施されています。
圏央道の「未完成区間」はまもなく開通? 気になる時期は?
事業の推進にあたり、国土交通省、千葉県、NEXCO東日本は定期的に「連絡調整会議」を開催し、情報の共有と課題の解決を図ってきました。
これまで連絡調整会議では、事業を進めるうえでの4つの主要な課題が報告されています。
具体的には「用地未取得箇所が存在すること」「芝山トンネルの掘削作業」「土壌に含まれる重金属への対応」、そして「機能補償道路工事(跨道橋)における入札の不調」です。
現在の状況として、これらの課題は着実に解決へと向かっています。
用地取得が完了したことに加え、重金属に対する適切な処理・対応も完了。また、入札が成立せず遅れが懸念されていた跨道橋などの機能補償道路工事についても、すべての工事が完了したことが報告されています。
芝山町付近で建設が進められている芝山トンネルに関しては、令和7年(2025年)2月にトンネル内部の覆工コンクリート打設が完了し、現在は設備工事や舗装工事の段階へと移行しています。

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それぞれの課題に対する改善策が着実に実行されていることを受け、今後の開通見込みに関する具体的な目標も示されています。
盛土の作業能力低下が課題の中心となっていた大栄JCTから多古ICまでの約9.1km(大栄JCT~圏央成田IC間約2.8km、圏央成田IC~多古IC間約6.3km)の区間については、盛土材の土質改良作業が進み、土の性状不良という問題は改善。そのため、この区間については先行して「令和8年(2026年)秋頃」に開通する予定であることが発表されています。
また、残る多古ICから松尾横芝IC間を含めた未開通区間の全線(大栄JCT~松尾横芝IC間、延長18.5km)については、引き続き「令和8年度(2026年度)まで」の開通を目標として工事が進められます。
ただし、この開通時期は建設に必要な資機材の調達などが順調に進んだ場合を前提としたスケジュールとなっています。
圏央道が通る沿線地域では、道路の開通を見越した新たな開発計画が立ち上がるなど、千葉県民や県内の経済団体から交通ネットワーク整備による経済効果への期待が寄せられています。
事業主体である国土交通省とNEXCO東日本は、開通見込みの達成に向けて関係者間での協力を継続していく方針です。

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