運転ポジションからアロマ、ファッションまで!? “すぐできる交通安全のヒント”がつまった「OKISHU」のレクチャーとは? 国際女性デーに合わせて安全運転教室を開催
女性ならではの視点を盛り込んだ“共感できる”交通安全の取り組みを紹介
2026年3月8日、トヨタ・コニック・プロは「国際女性デー」に合わせ、東京・有明で女性向け安全運転教室を開催しました。
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日々の送迎や買い物を担う女性の不安を解消すべく、カーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子氏らが登壇。運転ポジションの確認や、アロマ、ファッションを取り入れたレクチャーが行われました。
講師を務めたまるも氏が、自ら立ち上げた交通安全プロジェクト「OKISHU(オキシュー)」の歩みと共に、当日のイベントの模様をレポートします。

日本初の女性首相となった高市早苗内閣総理大臣は、3月8日の国際女性デーに際して、下記のようにメッセージを寄せました。
「女性活躍の推進・男女共同参画社会の実現は、全ての人が生きがいを感じられる、個性と多様性が尊重される社会を実現するために極めて重要であり、日本政府の揺るぎない方針です。
女性に選ばれ、女性が活躍できる地域づくり。女性がいかなるライフステージにあっても希望に応じて働くことができる環境づくり。女性の更なる活躍の場を広げていくことで、日本は力強く成長するはずです」
クルマ社会もぜひ、その一端を担うものであってほしいと私は感じています。
今回、トヨタ・コニック・プロは家族や地域を支える「移動」に注目し、その役割を果たすことが多い女性を応援する取り組みとして、国際女性デーに合わせて女性向け安全運転教室「家族のために安心を運ぶ 私のハンドル」を東京・有明のAriake Miraieにて開催しました。
現在多くの家庭で、子どもの送り迎えや通院、買い物など、日常生活の移動を女性が担っているケースが少なくない状況です。
このイベントは、そうした日常を支える女性の移動に注目し、運転に対する不安を軽減するとともに、安全で安心な運転の知識を共有することを目的に実施。
2019年から交通安全応援ユニット「OKISHU(オキシュー)」として活動しているカーライフ・エッセイストの吉田由美さんと、私、カーライフ・ジャーナリストのまるも亜希子が講師としてレクチャーしました。
OKISHU(オキシュー)は、2019年にペダルの踏み間違いによる痛ましい事故が起こり、尊い母娘の命が奪われたことに心を痛め、ジャーナリストとして何かアクションを起こすことはできないかと考えたところから始まりました。
当時、メディアではペダルの踏み間違いは高齢者特有の操作ミスかのような報道が多かったのですが、実際のデータでは24歳以下がもっとも事故件数が多く、30代、40代も少なくないのです。
事故原因の中には、ハイヒールやサンダル、厚底ブーツといった運転に適さない靴を履いて運転したことに起因する踏み間違い事故も多かったため、ファッションとして靴のオシャレを楽しむことの多い女性に向けて、「車内に運転に適した靴を常備し、運転するときは履き替えよう!」、つまり置き靴=置きシューズ=置きシューと呼びかけたのがオキシュープロジェクトのスタートでした。
そこから、ドライバーの足元の次はクルマの足元としてタイヤの空気圧&摩耗チェックを呼びかける「ハリミゾ」プロジェクトをはじめ、歩行中の事故死者数を減らしたいと、子どもや運転しない人にもわかりやすい交通安全のヒントを届ける「今日からできる交通安全」へと進化。現在はイベントへのブース出展を中心に、コツコツと草の根活動を続けています。
そんなOKISHU(オキシュー)のレクチャーには、女性ならではの視点や生活者視点をふんだんに盛り込み、知るだけ、気づくだけ、選ぶだけで今日からすぐできる交通安全のヒントがたくさん詰まっています。
心がけているのは、教科書のようなおカタイ話ではなく、カフェで友だちのおしゃべりを聞いているような感覚で、自分もちょっと誰かに話したくなるような内容。
このイベントでもAriake Miraieの誰でも利用できるカフェを会場として、国際女性デーのシンボルであるミモザをイメージした素敵なノンアルコールカクテルが参加者に振る舞われ、リラックスした雰囲気の中でスタートしました。
まずは、ウォーミングアップとして一枚の絵を見ながら「視点のちがい」を体験してもらった後、事故が起こってしまうような危険が潜む場所というのはお天気みたいにコロコロと変わるので、いろんな視点で見ていち早く危険のタネを見つけることが大事だというお話をさせていただきました。
また、洋服の色選びによっても危険を遠ざけることができるお話や、安全運転をする上で重要な4つの要素のお話、そしてシートの背もたれの角度がわずか5度変わるだけでも感情に影響をもたらすことから、適切な運転ポジションの取り方やチャイルドシート・ジュニアシートの正しい選び方や使い方をおさらいしました。
さらに、車内でリラックスして運転できる音楽やアロマ、サングラスの色によって合う運転シーンが変わることなど、生活の中でも取り入れてもらえるようなお話へ。そして運転中の眠気対策やエアコンの賢い使い方などもレクチャーし、1時間のイベントが終了しました。
参加者の女性からは、「感情のコントロールが安全運転に大事なことという点に、とても共感できた」「アロマで、車酔いが予防できると聞いて、ぜひ試してみたい」「安全運転に関する具体的なアドバイスを聞けてよかった。明日からさっそく取り入れたい」「あっという間の1時間でした」といった感想をいただき、ホッとひと安心でした。
私も話している間ずっと「うん、うん」とうなずきながら聞いてくださる女性が多かったことで、とても一体感のあるイベントになったと感じて嬉しい限り。
今回はお話のみのイベントでしたが、会場にはキッズスペースがあり、小さなお子様と一緒に参加してくださった女性は「駐車場に停めるのが苦手なので、コツを知りたい」と話してくださって、また機会があれば実際の車両を使ったレクチャーのイベントもできたらいいなと夢が広がりました。
これからも、共感力や適応力の高さ、“自分ごと”として捉えることが上手、といった女性ならではの感性や視点を散りばめた安全運転のヒントをお伝えすることで、もっと運転に自信が持てたり、リラックスできたりする機会を増やしていきたいと考えています。
そしてそれが家族や大切な人を想う気持ちの余裕につながり、結果的にクルマ社会全体の交通安全にもつながっていくことを願い、OKISHU(オキシュー)活動を続けていきたいと思います。

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