トヨタ「“新”最高級サルーン」に熱視線! 400馬力超えの「パワフル&超静粛モデル」! 全長5.3m級「威風堂々ボディ」もイイ一部改良の「新センチュリー“セダン”」どう変わった?
従来よりも安心・安全なクルマにアップグレード
日本が世界に誇るトヨタの最高級ショーファーカー「センチュリー」のセダンモデルが、2025年12月1日に一部改良を受けて新たに発売されました。
【画像】超カッコいい! これがトヨタの最高級サルーン「“新”センチュリー“セダン”」です! 画像で見る(30枚以上)
エンジンや外観に手は加えられていないものの、安全・利便性にかかわる重要な機能が刷新されており、現代の最高級車に求められる水準をさらに高めた内容となっています。
センチュリーは1967年、トヨタグループの創設者・豊田佐吉の生誕100年を記念して誕生しました。
以来、日本を代表するショーファーカーとして政財界の要人に愛用され続け、初代から現行の3代目セダンまで、フォーマルな4ドアという基本スタイルを守り続けています。
いっぽう近年はそのラインナップが大きく広がりつつあります。

2023年10月には5ドアのSUVタイプが追加され、セダン一本だった従来の枠組みを超えました。
さらに2025年10月には「ジャパンモビリティショー2025」においてクーペタイプのコンセプトカーが初公開され、モデル展開の拡充が現実味を帯びています。
そして同じ2025年10月には、「センチュリー」がひとつの車名からトヨタにおける「最上位ブランド」へと格上げされることも発表されました。
単なる一車種の枠を超え、トヨタの頂点に立つブランドとして新たな歴史を歩み始めたセンチュリー。
その根幹を成すセダンモデルが、今回の一部改良によってさらなる進化を遂げました。
ただ今回の改良において、エクステリアのデザインやパワートレインに変更はありません。
全長5335mm×全幅1930mm×全高1505mmの堂々たるサイズ感も、これまでと同様です。
ちなみに、2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」にも出展されたセンチュリーの“特注”GRモデル「センチュリーGRMN」は非常に完成度が高く、今すぐにもでも市販化をしてほしいカスタムカーのひとつですが、こちらの正規導入もまだないようです。
今回の一部改良モデルに搭載されるのは、従来と同じ5リッターV型8気筒ハイブリッドシステムで、システム最高出力は431PSを誇ります。滑らかで力強い走りや極めて優れた静粛性はそのままに維持されました。
足回りについても、AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション)機能付きの電子制御エアサスペンションが引き続き採用されており、路面の凹凸を吸収しながら極限まで安定した乗り心地を実現します。
後席に座るオーナーや要人にとって重要なこの部分は、改良後も変わらず高いレベルを保ちます。
今回の改良で最も注目すべき変化は、運転支援システム「トヨタセーフティセンス」の大幅なアップデートです。
まず、衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」において、検知できる対象が拡張されました。
従来は車両・歩行者・自転車運転者を検知していましたが、新たに昼間の自動二輪車も検知対象に加わり、より幅広いシーンで衝突回避や被害軽減が図られます。
また、事故が起きやすい交差点での支援機能も強化されており、日常的な市街地走行における安心感が高まりました。
さらに今回から新たに搭載されたのが「プロアクティブドライビングアシスト」です。
歩行者が横断してくる可能性や、脇道から車や人が飛び出してくるリスクなど、ドライバーが事前に察知しにくい状況を先読みして支援する機能となっています。
歩行者・自転車・駐車車両に過度に近づかないようステアリングやブレーキをサポートするほか、前方のカーブや先行車に対して適切なタイミングで減速操作を補助することで、アクセルとブレーキの踏みかえ頻度を抑える効果も期待できるでしょう。
ショーファーカーとしての格を保ちながら、運転支援の面でも現代水準に追いついた格好です。
前席のインフォテイメントシステムにも変化があります。
従来搭載されていたEMV(エレクトロマルチビジョン)に代わり、新たに「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」が採用されました。
これにより、Apple CarPlayおよびAndroid Autoによるスマートフォン連携が可能となり、ナビゲーションや音楽再生、通話といった機能をより直感的に利用できるようになっています。
一方で、ディスプレイのサイズは従来の9インチから8インチへと若干縮小されました。
この点については賛否が分かれるかもしれませんが、センチュリーのメインユーザーの多くが後席に座るオーナーや要人であることを考えれば、実用上の影響は限定的ともいえるでしょう。
後席向けの11.6インチ・リアシートエンターテイメントシステムは今回の改良でも変更なく搭載されており、後席の快適性と利便性は引き続き最高水準が維持されています。
改良を受けた新センチュリー(セダン)の価格は2300万円(消費税込)です。
現行型が発売された当初の価格は1960万円でしたので、約340万円の値上がりとなります。
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安全技術の強化やインフォテイメントの刷新を反映した価格改定といえますが、最高級車の頂点に位置するモデルとして、その価値にふさわしい進化を遂げた一台であることは間違いないでしょう。
なお、専用工場で組み上げられるセンチュリーの納期について販売店に聞いたところ、おおむね約7か月から1年程度だといいます。
注文台数は少なく、あまり納期の長期化などは起こりにくいクルマなので、購入の際にはじっくりと検討し注文することをおすすめします。

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