2026.03.15
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静岡-愛知が直結! 「くねくね区間」を回避し「専用道路」が開通へ 「三遠南信自動車道」の東栄ICから鳳来峡ICが繋がった!

浜松市中心部と奥三河地域のアクセスが改善!

 2026年3月14日、「三遠南信自動車道」の一部として整備が進められてきた愛知県の新城市から東栄町に至る区間、鳳来峡ICから東栄ICまでの7.1kmが開通しました。

【画像】超便利!? これが開通した「三遠南信道」のルートです! 画像で見る(30枚以上)

 これにより、先行して供用されている「浜松いなさJCT~鳳来峡IC」と「東栄IC~佐久間川合IC」が一本の道路として繋がり、合計27.9kmの連続走行が可能になりました。

最後の工事が進む三遠南信道の東栄IC(画像:浜松河川国道事務所 ※一部抜粋)
最後の工事が進む三遠南信道の東栄IC(画像:浜松河川国道事務所 ※一部抜粋)

 当該区間はすでに部分的に供用されている浜松いなさJCT~鳳来峡IC間の13.9kmと、東栄IC-佐久間川合IC間の6.9kmの間に位置し、これまでは並行する国道151号を利用する必要がありました。

 しかし、この区間には「池場坂」と呼ばれる急カーブや急勾配が連続する峠道があり、大型車両の通行や冬期の路面凍結が交通のボトルネックとなっていました。

 今回の新設区間開通により、これらの難所を回避した安全な走行が可能になります。

 また、浜松市中心部と奥三河地域のアクセス改善も大きなメリットを発揮します。

 浜松市佐久間支所から浜松市役所までの所要時間は、開通前と比較して約30分の短縮が見込まれています。

 これにより、通勤・通学といった日常生活の利便性が向上するほか、物流の定時性確保にも繋がります。

 また、医療面での役割も重要視されています。

 奥三河地域から高度医療機関が集まる浜松市内の病院へ搬送する場合、これまでは振動の多い峠道を経由していましたが、自動車専用道路の利用によって患者への負担軽減と搬送時間の短縮が実現します。

 災害時においても、過去に土砂災害で国道151号と152号が同時に寸断された経緯があることから、強靭な代替路としての機能が期待されています。

※ ※ ※

 三遠南信自動車道は、総延長約100kmに及ぶ壮大なプロジェクトです。

 今回の「東栄〜鳳来峡」の開通により愛知県内の主要な分断区間は解消されますが、依然として長野県境付近には未開通区間が残っています。

 現在は、険しい地質で知られる「青崩峠道路」(5.9km)や、それに続く「水窪佐久間道路」(14.0km)の整備が重点的に進められています。

 これらの難所が解消され全線が開通した際には、新東名と中央道が強固なネットワークで結ばれ、中京圏や関東圏との連携がさらに強化される見通しです。

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