2026.01.17
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約115万円の値引き!? ホンダ新型「ミドルSUV」発表! ハニカムグリル採用で顔面刷新!? 中国「HR-V」何が変わった?

ホンダ HR-V マイナーチェンジ

 ホンダ「HR-V」がマイナーチェンジされました。

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 日本では懐かしい車名ですが、今回中国でマイナーチェンジされたモデルは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。

 ホンダ HR-Vと言えば、日本では1998年から2006年まで販売されていた車種が有名です。

 発売前年に登場したコンセプトカー「J-WJ」をそのまま市販化した未来的なフォルムに加え、全長4メートル前後のSUVながらも3ドア/5ドアを用意する手法がユニークなSUVでした。

 その後、同じ「HR-V」の名前は2013年に登場したコンパクトSUV「ヴェゼル」の海外向けモデルとして復活します。

 2021年にヴェゼルが2代目へと移行したのを機に、HR-Vもフルモデルチェンジを果たしますが、一方で北米向けモデルはヴェゼルより独立、ひと回り大きい「シビックベース」の新たなモデルへと進化を遂げました。

 ボディを拡大したHR-Vは北米と中国で販売されていますが、日本でも2023年より「ZR-V」としてラインナップに加わりました。

うぉ!マイナーチェンジした新型「HR-V」とは
うぉ!マイナーチェンジした新型「HR-V」とは

 中国での展開をさらに掘り下げると、日本で「ZR-V」として知られているHR-Vは、中国では異なる合弁会社からそれぞれ「HR-V」と「ZR-V」の2種類が販売されています。

 東風汽車との合弁「東風ホンダ」では「HR-V」、広州汽車との「広汽ホンダ」では「ZR-V」として展開していますが、中国で複数の合弁を設けているメーカーは、1つのモデルをデザインと車名の異なる姉妹車として、それぞれで製造・販売することが一般的です。

 ホンダは「ZR-V/HR-V」以外に、中国市場で「フィット/ライフ」、「インテグラ/シビック」、「アコード/インスパイア」、「クライダー/エンヴィクス」、「ヴェゼル/XR-V」、「ブリーズ/CR-V」、「アヴァンシア/UR-V」、「オデッセイ/エリシオン」、「e:NP1/e:NS1」、「e:NP2/e:NS2」などをそれぞれ広汽ホンダと東風ホンダから展開しています。

 そんな中国向けHR-Vですが、2026年1月8日にマイナーチェンジモデルが発売されました。

HR-Vは顔が変わった? 細かな違いとは?

 中国で販売されているHR-VはZR-Vに対する姉妹車となり、主にフロントマスクが大きく異なります。

 ZR-Vは日本でもお馴染みの小さめな台形のグリルを有する一方、HR-VではコンパクトSUV「WR-V」のような大きめのグリルをフロントの高い位置に配置しています。

 また、ドアのサイドにはZR-Vにない黒樹脂のラインが入っていたり、リアのテールライトの意匠が異なったりと、そのほかにもいくつかの違いがあります。

 スポーティな印象のZR-Vに対しに、HR-VはよりオーソドックスなSUVという印象を演出しています。

 この度発売されたマイナーチェンジモデルのHR-Vはフロントグリルに専用設計のものを採用しており、ハニカム構造のデザインが若々しさを演出しています。

 中国では日本と同じく、LFC型2.0L直列4気筒i-VTECエンジンを搭載する「e:HEV」と、L15C型1.5L直列4気筒i-VTECターボエンジンを搭載する「240 TURBO」が展開されている一方、4WDモデルが中国向けには存在しないなど、細かな展開の違いも見られます。

 2種類のパワートレインのうち、この度刷新されたのは240 TURBOモデルのみとなります。

 インテリアは日本向けZR-Vと同じく、上位グレードで10.2インチデジタルグラフィックメーターに加え、中央の10.1インチディスプレイを装備します。

 シフトセレクターも日本同様、e:HEVモデルではボタン式なのに対しに、240 TURBOモデルではレバー形状になっています。

 そのほか、レベル2の運転支援機能に対応するHonda SENSINGや、スマートフォンとの連携機能を強化させたHonda CONNECT 3.0といった、中国の消費者から注目の高い先進機能を特徴としています。

 マイナーチェンジを機にグレードも刷新され、これまでのグレードよりも安い「Pro版」「Max版」が新たに追加されました。

独自の進化を遂げているHR-V
独自の進化を遂げているHR-V

 価格帯は15.99-17.99万元(約362.9-399.2万円)となりますが、期間限定で5万元(約115万円)の値引き策も展開しており、これにより実質的な販売価格は10.99-12.59万元(約240.3-285.7万円)となります。

 参考までに、日本向けZR-Vのターボモデルは324.4-410.4万円で販売されているので、中国のほうがはるかに安い形となります。

 中国市場でのホンダの売れ行きは不調で、2025年11月は前月比1.9%減、前年同月比では33.8%減を記録しました。

 トヨタや日産と比べて電動化が遅れているだけでなく、肝入りの中国専売BEVは失敗と先行きが不安視されており、事業の立て直しが急務となっています。

 HR-Vもかつては毎月5000台前後を販売していましたが、現在では600台前後にまで落ち込んでいます。

 今回の刷新と値引きで販売台数は多少の回復が期待されますが、果たして効果はあるのでしょうか。

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